Flat Sole and Rocker Sole

Old Ping AnserやScottsdale Remakeに見られるFlat Sole、Rocker Soleについてレポートします。

今回比較に使用したパターはScottsdale Remakeです。
下記の写真がフェース側から見た写真です。



上記の写真でわかるように、フェース側からはFlat SoleとRocker Soleの差はわかりません。

次にキャビティー側からの比較をすると下記の写真のようになります。

 

左側の全体の形状ではよく見ればわかりますが右の拡大写真を見るとキャビティーの形状が異なっているのがわかります。
右の写真の上の方がRocker Sole、下がFlat Soleです。
Rocker Soleはキャビティー部分の下がラウンドしており、PINGとANSERのマークからなだらかに落ちています。
それに対しFlat SoleはPINGとANSERのマークは独立したウェイトのようになっており、キャビティー部分は平らになっています。

 

上記の写真は上から見たところですが、上がRocker Sole、下がFlat Soleです。
Flat Soleは平らな部分がくっきりしていますが、やはりRocker Soleの方は少しぼやけた感じになっています。

両形状についてはいろいろなことが言われています。
まずコレクターズアイテムとしての価値はFlat Soleの方があるとか、Flat Soleの方が打感が良いとか.....。
全体的にFlat Soleに対する評価の方が高いです。

ただしデザイン的に見て、Rocker Soleの方が一目見てOld Anserとわかることや、美しさからRocker Soleを好む人も多いのは事実です。

ですが最近出てくるANSERはほとんどがRocker Soleを採用しています。
例えばScottsdale Anser Investment CastやAnser FもRocker Soleを採用しています。

私が打ってみた感触では、確かにFlat Soleの方が良い感じではありました。Rocker Soleの方が芯が狭いというのが感想です。