先日GRAPHITE DESIGN 9003xを入れて調子が良いMIZUNO MP CRAFT 425ですが、QUATTRO TECHを入れてみたらどうなるかも気になって、ViQ DEEPに入れていたQUATTRO TECH 75xを入れてみました。
9003はダイナミックなシャフトの動きはないけど、振りやすくタイミングが取りやすく、ボールは本当に曲がらないシャフトです。QUATTRO TECHは手元が硬めで、動きがあるシャフトなので、同じヘッドで比較したら何か違いがあるはずです.....。
数ラウンド使ってみたので、9003xとの比較も含めて簡単にレポートします。
ではまずスペックの比較から.....
Head Spec.
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Loft
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Lie
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重心距離
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ヘッド重量
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FA
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9003x |
9.2 deg.
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58 deg.
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36.95mm
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200.6g
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-1.0 deg.
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QT 75x |
9.5 deg. |
58 deg. |
36.90mm |
201.6g |
-1.5 deg. |
ヘッドスペックを比較しました。これは9003xを入れたヘッドとほとんど変わりありませんね。違うのはロフトが表示通りになっているところです。
Club Spec. |
振動数
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長さ
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総重量
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バランス
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重心角
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9003x |
284cpm
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45"
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329.9g
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D2.5
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23.5 deg.
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QT 75x |
283cpm |
45" |
330.9g |
D2.5 |
23.5 deg. |
クラブスペックを比較すると、振動数はほぼ同じです。その他のスペックもほぼ同じで、これだけ見るとあまり違いがないように感じますが、打ってみるとずいぶん違う感じがします。
コースで使った感じではQUATTRO TECHの方がよりつかまる感じのイメージで、つかまるから飛距離も出る。かといって柔らかい感じはしないので、引っかかるほどではない。75sを使っていたときは大きくシャフトが動いている感じがしたので左に引っかけることもあったのですが、X Flexにしてからはその心配はないシャフトになりました。
9003はシャフトのしなり戻りがゆっくりで、大きなミスが出にくいシャフトですが、QUATTRO TECHの方はしなり戻りが早く、一発があるシャフトです。ばっちりタイミングが合えば、少し柔らかめのシャフトで飛距離を追求するというのもいいシャフトです。
QUATTRO TECHの一発の飛距離を求めるか、9003のそこそこの飛距離と安定性を選ぶか難しいところです。もう少し両刀で行ってみようと思います。
そうそう、そう言えば月曜日の「スポーツ報知」に石川遼君のドライバーとシャフトについて出ていました。そこにはBSのドライバーヘッドと、GRAPHITE DESIGNのシャフトの組み合わせでクラブを試している遼君の写真が出ていました。
このシャフトどんなシャフトなんでしょうね.....。興味津々です。
スポーツ報知の記事はこちら.....
http://hochi.yomiuri.co.jp/feature/sports/20070605-333377/news/20071127-OHT1T00074.htm