先日すごく貴重な本を手に入れることができました。
それほど古い本ではないのですが、持っている人はあまりいないと思います。
内容が濃くて読むのにかなり時間を要しましたが、日本におけるゴルフクラブの変遷を知るには最適な一冊です。海外ブランドから受けた影響、メタルウッドの誕生の話、ヘッドにカーボン素材を初めて使ったときの話などクラブ変遷がよくわかります。
少し内容を紹介すると.....
British Golf Museumや、JGA Golf Museumの紹介があったり、ロストワックス製法は日本が世界に先駆けて使った方法だったとか、島田式シャフト製造法の話とか、物品税が無くなった経緯とか.....クラブ自体の話はもちろん、ゴルフ業界の歴史もわかります。
その他、短尺や長尺クラブの話、T.P.MILLSさんの話も出てきたりします。それと興味深かったのは、複合シャフトの話で、最近では見ないウィスカーシャフトや、ケブラーシャフトなどの話も出てきます。
本の情報を紹介すると.....
書籍名 : 日本ゴルフクラブ史 -その変遷と発達-
発行日 : 平成9年
著者 : 斉藤今朝雄
発行 : 廣済堂出版
どこかで見かけたら是非見てみてください。最近こういうたぐいの本にはまっています。他にも何冊も古めかしい本がたまってきました.....