先日FORUMGOLFさんに表題の限定版TaylorMade CGB MAXが入荷していましたので写真を撮らせて頂きました。
この限定版のCGB MAXはご存じの方も多いかもしれませんが、Callawayのシステムのようなシャフト交換ができる仕組みのセットになっています。
ヘッド、シャフト3本、トルクレンチセット、TLCカートリッジ、ヘッドカバーが一つの大きな箱に入っています。大きさ的にはエレキギターの四角いハードケースと同じくらいの大きさです。
では付属品をじっくり見てみましょう.....
上の左の写真はCGB MAX TPのヘッドです。CGB MAXにはこれまでTPのヘッドがなかったため、このフェースアングルを見ると、三角だけど使えるかな?と思わせるフェースアングルです。
上の左の写真は、付属する3本のシャフトです。付属するのは.....
MATRIX OZIK XCON-5(S)
Mitsubishi Rayon Diamana 65(S)
Fujikura ROMBAX TP-75(S)
今回見せて頂いたのはS Flexのセットですが、これでもしかしたら50g台、60g台、70g台がカバーされていることになるのでしょうか?Callawayのヘッドにはヘッド重量調整の機構がついていないので、このようなセットはできませんね。その辺TaylorMadeが狙っているところなのかもしれません。
でもこの3本は選べるようにしたいですね。同じ重量のSとXとか、長さのバリエーションを変えられるとか.....。そうなって初めてカスタムフィッティングが自分自身でできるという感じになるのではないでしょうか?
上の左の写真はシャフト先端部分の写真です。シャフトが接着されている長さは30mm程度はありそうですね。装着はシャフトの向きを合わせて挿入しソール側から上の右の写真の1本だけ出ているネジを使ってとめるだけです。Callawayの物と比べると若干簡易的になっていますね。でも製品として出されているので、問題はないと思いますが.....。
多分CallwayのものよりTaylorMadeの先端装着部品の重さは、軽くなっているような気がします。そうすると重心距離への影響も少なくなりますね。
このパーツの詳細が公開されていないので、重さはどちらがどうとはいえませんが、なるべく軽くしたいと思って作ってはいると思います。
Callawayの製品を紹介した時も言ったかと思いましたが、これでこのシャフトを装着する部品を例えば指定の工房だけにでも供給すると言うことになれば、このヘッドの利用価値も上がってくると思います。そうするとヘッド重量が調整できるTaylorMadeは一歩リードと言うことになるでしょうか.....?
今回の商品は3本のシャフトがついて11万くらい。シャフトを買うと思うと安い感じもしますが、国産の高いシャフトではないので、微妙なところですね。国内での発売になった時にどんな構成になるかある意味楽しみです。