ホームコースを持ってゴルフをしていると、年々コースが変わっていくのを感じますね。花壇ができたり、木が無くなったり、木を植えたり.....。
基本的にはコースの難易度を変えるような大きな改造はないのですが、今回の改造は大きな改造になるらしいです。まだはっきりした日程は決まっていないとのことですが、下の写真に写っている木が無くなることは決まっているらしいです。
上の写真の中央に見える少し枯れかかった木に昨年雷が落ちました。木の半分は裂けたようになって、枝は枯れつつあります。この木が無くなってしまうということなのです。
この木がどれだけこのコースを難しくしていたかというと.....。
このホールは456 Yardの長いミドルホール。正面に見える大きな木がかなりきいていて、少し前から打つ時は木の上を越える人もいますが、フルバックからで上を越えるのはかなり難しいところにあります。
かといって木にあてるつもりで打てば当たらないと思って打つと余計当たったりして.....。木の左からフェードで狙って真っ直ぐ抜けてしまうとバンカー。右からドローで狙って抜けてしまうと右の林に入ってしまいます。そうすると、隙間にストレートに打つことを考えてしまうのですが、いつも微妙に風が吹いていて難しいんです。
さらにグリーンが斜めに広く、セカンドショットを引っかけてしまうと、OBゾーンが待ち受けています。また左のOBを嫌ってきっちりの距離を打とうと思って攻めて、当たりが薄いとグリーン右手前には谷が待ち受けています。
ここはHDCP 2のコースになっています。木が無くなることによってティショットはかなり楽になりますね。とにかく飛距離を出すショットを打つことが目標となります。セカンドの難易度は変わりませんが、木のプレッシャー無くボールを飛ばせれば7番、8番アイアンで打つことができますので、OBや谷のプレッシャーも少なくなります。
こうしてコースは日々変わって行っています。芝の生え方や、芝の種類など変わってきているところもあって、誤ってそう言うところに行ってしまうと難しくなります。バンカーの新設や、グリーンの大幅な形状の変更などは経験がありませんが、ちょっとした変更で難しさがかなり変わることのもありますよね。
こんなコースの移り変わりを見ることや、コースの季節による移り変わりを感じるのは、ホームコースを持っている人のコースの楽しみ方の一つでもありますね。たまにいつもの見慣れたコースを違う角度で見てみてください。意外な発見があるかもしれません。