HDCPは自分のゴルフの上達度をはかる指標として、一番わかりやすいものです。JGA HDCPやプライベートHDCP等色々ありますが、今回はホームコースが管理するJGA HDCPが過去最高のHDCPになったので、JGA HDCPの算出方法も含めて紹介します。
6月末に算出されたJGA HDCPはなんと
HDCP 0.2
昨年は確か1.1まで行っていたと思うので、これで自己最高のHDCPになりました。競技が多かった時期にスコアが結構出ていたこともあり、このHDCPとなりました。
HDCP 0.2と言うとホームコースのコースレートが73.3なので、毎回74くらいでまわっているかというとそんなことはありません。なぜこのようなHDCPになるかというと.....
現在すでに0.2から0.4になってしまっていますが、現在のHDCPの算出がどのようになっているか説明します。まずは現状をご覧ください。
コース名 | 種類 |
スコア |
HDCP |
Diff. |
採用 |
成田東CC | 競技 |
76 |
0.4 |
2.7 |
* |
芳賀CC | 70 |
0.2 |
-2.6 |
* |
|
成田東CC | 競技 |
74 |
1.3 |
-0.3 |
* |
成田東CC | 競技 |
76 |
1.9 |
2.7 |
* |
成田東CC | 競技 |
86 |
2.1 |
11.7 |
|
姉ヶ崎CC | 競技 |
72 |
2.1 |
-0.2 |
* |
姉ヶ崎CC | 75 |
2.0 |
3.0 |
||
唐沢GC | 76 |
2.2 |
3.8 |
||
成田東CC | 競技 |
83 |
2.4 |
8.7 |
|
成田東CC | 競技 |
76 |
2.0 |
2.7 |
これが直近の10ラウンドです。HDCPの算出は直近の10ラウンドにされ、ラウンドデータが追加されるごとに一番古いものが消されていきます。この10ラウンドのデータの中からベスト5ラウンドを選び、その5ラウンドのデータを元にHDCPが算出されます。
ディファレンシャルのベースになっているのはコースレートなのですが、この他に細かい補正があります。
細かい補正に関してはJGAのHDCPに関するページをご覧ください。
http://www.jga.or.jp/jga/html/handicap/handicap_rule.html
今回の表では「Diff.」と言う項目が補正されたHDCPです。その右にある「*」が採用されたラウンドになります。下に行くほど古いラウンドになるので、一番下からどんどん押し出されていきます。昨日月例で79だったので、今回のデータが入ると一番下の76が押し出され、79が入ります。ですが、76は採用されていないラウンドなので、0.4のHDCPには影響がありません。
ということで、抜けていくデータは3回続けて採用されていないラウンドが続くので、その3回のラウンドで現在採用されているラウンドより良いスコアが出るとHDCPが下がることになります。
逆に一番最初に消える採用されるラウンドである姉ヶ崎CCの72が消えると、それに変わる良いスコアを出さないとHDCPが上がることになります。
シミュレーションではあと3回のうちにホームコースで73以下を出すと、人生初のプラスハンデになります。
と言うわけで、HDCPが0.4と言っても86や83も打ってしまうこともあります。雨や風の影響はHDCPに関係ありませんので、直近10ラウンドのベスト5ラウンドを採用することになっているのかもしれません。
ですので極端なことを言うと、爆発的なスコア(70台)が2回に1回とか、3回に1回出る人で90も打ってしまう人がいたとすると、毎回85くらいで回る人より良いHDCPが出ることになります。
ということですので、HDCPは平均スコアではありませんのでご注意を.....。平均スコアで考えると自分も直近10ラウンドだと76.4ですのでHDCPは4くらいの計算になりますね(ディファレンシャルが関係なければ)。
3回のラウンドでなんとか73を出せるように頑張るぞ!