先週始めに一週間のクラブを握らない期間が終わり、徐々に練習も普段通りのペースに戻し始めました。
しばらくクラブを握らないと、元に戻るのが大変だというのが今回はよくわかったのですが、思わぬ副産物もありました。
イップスの人がしばらく握らないでいるとなおってしまったとか、球筋が逆になったとかたまに聞きますが、自分の場合それまでずっと調子が良かったので、元に戻るか心配していました。
一週間のブランクから復帰して初めての練習では、ほとんど引っかけばかり。その原因は.....
もちろん下半身が動かないで上半身だけで振っているからなってしまった引っかけです。下半身を切ろうと思ってもなかなかタイミングが合わない。最初にフォローの方向を直そうとしてしまったので、余計やっかいになってしまいました。
2回目の練習の時にやっと下半身の動きもなんとか以前のように切れるようになり、ボールの打ち出しも少し右目の軽いドローボールが出るようになりました。
それで練習場や、コースの仲間に共通して言われたのが、「スイングのリズムがゆっくりになった」とか、「トップが垂れなくなった」という言葉でした。飛距離が落ちているわけではなく、どちらかというとのびている感じなので、飛距離アップしてリズムがゆっくり見えるのであればそれはかなり自分の理想に近い気がします。トップの垂れはもう一生なおらないと思っていたので、直す気もありませんでしたが、最近はドライバーでも地面と平行くらいで止まっているようです。
今年の調子の良さは、ラウンド回数が多かったことと、練習量に支えられており、練習やラウンドが少なくなることはとても怖い気もしていました。常に80は打たない、たまには74前後で回るという目標の中、気を抜けるゴルフはかなり長い間ありませんでした。
そんなゴルフが3ヶ月も続いたので、その間調子は維持できていましたが、肉体的にも精神的にもかなり厳しい期間でした。それも一週間の完全オフでリフレッシュし、ゴルフに戻った時、こんなご褒美と言うべき副産物があるとはなんとも嬉しい出来事でした。