どこに行ってもTaylorMadeの「SPIDER」は多いですね。この間見たカートには4人中3人が「SPIDER」でした。カートのパター入れはもういっぱいって言う感じで.....。キャディさんも何か目印がないと大変でしょうね。こんな状況は多分ODYSSEYの「2-BALL」以来でしょうね。
そんな「SPIDER」も最近ではセンターシャフトや、中尺も見かけるようになりました。年末にはクランクネックが付いた小さめヘッドの「ITSY BITSY」もラインナップに加わります。
まだあまりコースでは見かけないセンターシャフトを先日打ってみる機会があったのでレポートします。
「SPIDER」のユーザに話を聞くと、たまに右に抜けると言っている人が多いような気がします。多分その原因はライ角にあると思います。ライ角がかなりフラットに感じるので、本当に振り子のストロークができれば、真っ直ぐヘッドを出すことができますが、テークバックで少しフェースを開いてしまうような形になると、その状態から真っ直ぐに出してしまい、右に抜けてしまうのではないでしょうか?
特にボールを左よりに置く人(右利きの場合)ほど、この現象は顕著に表れると思われます。
それを解決するために、ヒール側のウェイトを重くし、トウ側のウェイトを軽くしている人も結構見かけます。根本的な解決にはならないような気がしますが、雰囲気的には少しつかまりそうな感じになります。
そんな現象を解決してくれるのが、センターシャフトの「SPIDER」です。もともとフェース面の位置がシャフトの根元より前にあるセンターシャフトはボールを左足よりに置く人に合いますが、ボールがつかまらずに右に抜ける現象を抑えてくれます。
実際に練習グリーンで打ち比べてみましたが、確かにスムーズに打っている感覚はセンターシャフトの方があるように思いました。普通の「SPIDER」ではなるべくフェースローテーションを使わないように打とうという感覚になるのですが、センターシャフトはテークバックで自然に多少のローテーションが入り、そのローテーションを戻しながら打てる感じです。
かなり良い感じです。でも、「ITSY BITSY」はもっと良い感じなんでしょうね.....。早く打ってみたい!