試打インプレッション第二弾はPING G10 7.5度です。
今回のPING G10 7.5度の詳しいスペックはこちらです。
http://www.anserfreak.ne.jp/archives/2008/09/ping_g10_75.html
練習場で試打してちょっと心配だった7.5度のヘッドですが、コースボールで打つとずいぶん感じが変わりました。どんな感じだったかというと.....
【打感】
PINGのドライバーはG2 TOUR、Raptureと使いましたが、G2 TOURの打感よりは少し硬めの感じ。Raptureはかなり打感が柔らかかったので、これよりも硬い感じでした。G5とかの系統の硬さですね。でも球離れの早い感じがする、いやな感じの硬さではなく、少しフェース面にくっつく感じもある打感でした。
【シャフト】
45.5インチで半インチカットしたGRAPHITE DESIGNのTourAD QUATTROTECH MD-6(X)ですが、バランスがD3.8と少し重めにした効果もあって、「硬いな」という感覚はまったくありませんでした。QUATTROTECH MDでフレックスを柔らかくしてしまうと、手元の柔らかさを感じるのですが、それを感じない程度のちょうど良い感じでした。
【飛距離】
45.5インチの効果は間違いなくありますね。長尺は難しいもので、その気になって打ちに行くと振り遅れるし、振りすぎず、しっかりヘッドが戻ってくるのを待って打たなければなりません。ヘッドが大きいので長さはまったく感じませんでした。その感覚で普通通り振ってしまった最初のショットは、右にすっぽ抜け。すっぽ抜けは飛びますね。普段行ったことがないところまで行っていました。そして次は長さを意識して打ったのですが、打ち出し方向はあったのですが、軽いこすり球。やはりつかまえる意識がもっと必要でした。そして少しフェードイメージで打ったボールは良い感じで若干左目に飛び出して、軽いフェードがかかりました。飛距離は45インチのいつものドライバーで打つ距離よりも10ヤードくらいは前に行っていました。フェードで10ヤードも飛距離が伸びるのできっともっとつかまったらさらに10ヤードくらい飛距離が伸びるかもしれません。
【高さ】
ボールの打ち出し角はまったく問題がありませんでした。エースで使っているMIZUNO MP CRAFT 425の8.5度よりは若干低めでしたが、中弾道でスピンの少なそうなボールが飛んでいきます。
【結果的には.....】
ここ一発の飛ばしには良さそうですが、コントロールして飛ばすには少し時間がかかりそうです。フェードイメージになってしまうのはやはりロフトが立ちすぎているのがあるでしょうね。ですので9度のヘッドで十分だったかもしれません。ですが、長尺の効果は絶大だと言うことが身にしみてわかりました。今度エースドライバーも0.25インチくらい伸ばして使ってみようかと思います。
G10は若干割引をしてもらうと3万円台で購入できます。そのくらいの金額で買えるドライバーとしての完成度はすごく高いと思います。ヘッドの形も癖がないですし、構えて何の違和感もありませんでした。このままの状態では使えそうもありませんが、9度のヘッドも打ってみたいですね。
コメント (1)
Toshiさん、これは日本に帰ってから買うのを待つより、米国で、G10にV2ハイラウンチのついた9度のものを買って、ドローを打つことを考えようかなと。。。如何でしょうか?米国では299.99USDですね。
投稿者: Tomo | 2008年09月30日 12:45
日時: 2008年09月30日 12:45