今日はPINGのRapture V2シリーズについてレポートします。
今回紹介するのは、上の写真のDriver、Fairway Wood、Hybrid、Ironです。
●Rapture V2 Driver●
上の右の写真のソール面の後方に見えるのがタングステン素材になっています。ヘッド素材はチタンで、インサートのタングステンが入っているので複合素材のヘッドという表現をしているとのことです。今回のRapture V2にはカーボンは使われていません。
ヘッド形状はRaptureの形状をそのまま継承した形状です。また、これまでドライバーのクラウン部に入れていたハーフムーンは無くなり上の右の写真のような模様が入るようになりました。
打ってみると、初代Raptureの驚くほどの柔らかい打感とは異なり、G10ドライバーに近い打感になっていました。ですが硬いという打感ではなく、適度に飛んでそうな音が出る比較的柔らかめの打感のドライバーという感じです。
9度と10.5度の両方を打ってみたのですが、G10よりロースピンでボールが飛んでいく感じがするので、9度より10.5度の方が飛んで行く姿が良かったです。シャフトを変えるとわかりませんが、オリジナルのシャフトではそのような結果でした。
今回採用されているシャフトは3種類。GRAPHITE DESIGNのTourAD、Fujikura ROMBAXが2種類です。ROMBAXの2種類は元調子と、先調子の違いです。全てのシャフトにRapture V2カラーが施され、かなり目立つ黄緑色です。
打ってみた中ではROMBAXの手元調子の感じが一番良かったです。この3種類はかなりシャフトの動きが違うので種類とフレックスは色々試してみた方が良さそうです。
長さは45.75インチだったのですが、まったく長い感じはしませんでした。
●Rapture V2 FW●
FWはソール面の中央部のグレーのラインの内側がタングステン素材になっているとのことです。
形状は初代Raptureとそれほど変わりはないような気がしますが、やはり低重心になっているせいか、球はとても上がりやすくなっています。
●Rapture V2 Hybrid●
ハイブリッドもFWと同様にソール面のグレーの帯の内側がタングステン素材になっています。
形状は初代Raptureハイブリッドとほとんど同じに見えますが、少しブレードが長いような感じがします。
これは打ちやすかった!球筋のコントロールもしやすかったですし、飛距離もしっかり出ますし、打感も良かったです。これは是非シャフトを変えて打ってみたいところです。
●Rapture V2 Iron●
初代Rapture Ironはあまり興味がなかったので打ってみなかったのですが、こんなに楽な物かと驚くほどのアイアンでした。
ソール幅も厚く、オフセットもシャフト1/2オフセットくらいありそうで、見るからにやさしそうなアイアンです。これにスチールを入れたりしたらちょっと違う感じになってしまいそうですが、重めのカーボンシャフトを入れてユーティリティ的に使っても良さそうですね。
Rapture V2シリーズ発売が楽しみです。