GRAPHITE DESIGN TourAD EVがついに市場に出始めました。
と言ってもシャフト単体での販売が始まったわけではなく、BRIDGESTONE TourStageのNEW Driverに装着されるシャフトとしてお目見えしただけです。ただこのTourStageのNew Driverも今日から発売なので、試打クラブを打ったことがある人以外、このシャフトの感触は味わっていないはずです。
と言うことで、フォーラムゴルフさんにあった試打クラブを打ってみました。で、どんな感じだったかというと...
久々の新シャフトはカラーもかなりゴージャスな感じで黒ベース、一部のライン、文字などは金色が使われています。なにやらTourADの縞模様のシリーズの最終モデル?と思わせるような気合いの入った配色で、いかにも最高峰的な感じです。
各社カスタム対応のシャフトとして採用するようですが、TourStageが一番最初に発売となるようです。プロに対してはすでに提供が始まっていて、CANON OPENでは石川遼プロも早速使っていましたね。日本オープンでも何度か映りましたが使っていましたね。
EVシリーズにはEV-5・EV-6・EV-7・EV-8の4種類です。現時点でわかっているスペックはと言うと.....
Flex |
Weight |
Torque |
Kick.P |
|
EV-5 |
R2 |
56.5g |
4.3 |
先中調子 |
R1 |
57.5g |
|||
S |
59.0g |
|||
EV-6 |
SR |
66.5g |
3.1 |
|
S |
67.5g |
|||
X |
69.0g |
|||
EV-7 |
S |
75.0g |
2.9 |
|
X |
77.0g |
|||
EV-8 |
S |
85.0g |
2.7 |
|
X |
87.0g |
と、こんなスペックです。トルクはそれほど絞っていないですが、最近のシャフトにしては低トルクの部類に入ると思います。重さはEV-7のSで75gですから、これまでのPT-7やMD-7より重めの設計になっているようです。
さて打ってみた感じはどうだったかというと、ヘッドはTourStage X-DRIVE 901。打音は少し昔の低めの音になったかなと言う感じでしたね。
シャフトの感じは全体がしなやかにしなって、しなり戻りは早すぎず遅すぎず、自分のスイングで違和感なく打てました。人それぞれ感じ方は違うと思いますが、9003が出た時に感じた高弾性のカーボンシートを使ったシャフトのような感じがしました。
シャフトが仕事をしすぎない感じなので、同じタイミング振れさえすれば真っ直ぐ飛んでいくシャフトです。自分には本当に合っているのか、フィニッシュもきっちりとれます。今回試打したシャフトはEV-7のSフレックスだったのですが、もう少し硬めでも良いですね。
発売の時期はまだわかりませんが、TourStageのドライバーは今日(10/17)から順次発売とのことなので、シャフト単体では11月には発売になるかもしれませんね(12月かな.....)。発売が楽しみです。