最近センターシャフトのパターが気になっています。と言うわけで入門編で何を買ってみるか悩みに悩んでこれにしました。
TaylorMade ROSSA INZA AGSI+です。流行物のSPIDERのセンターシャフトにすることも考えたのですが、あまりにヘッドが大きいのでこちらの物を選びました。
で、早速ラウンドで使ってみました。どんな感じだったかというと.....
前半19パット、後半18パットの37パットと数字的には今年のワースト記録でした。ですが、そんな中すばらしい部分も多々ありました。
そのすばらしかった部分はと言うと.....
★構えやすさ
これはセンターシャフト全体に言えることだと思っていたのですが、たまにセンターシャフトでもハンドファーストにしないと構えにくい物もあります。このROSSA INZAは、シャフトを地面に対して直角にしても違和感なく構えられます。ヘッドのデザインもあるかもしれませんが、ターゲットに対して「真っ直ぐ構えられているな」という実感がわいてきます。
★直進性
これは本当に実感しました。これがセンターシャフトが与える影響なのか、AGSI+の効果なのかははっきりしませんが、AGSI+の打感は非常に柔らかく、ボールをとらえて打てている感覚が伝わってきます。それを考えるとAGSI+の効果と考える方が自然かもしれません。この良さがパット数の増加につながってしまいました。通常の厚みで打っていくとほとんどが上に外れます。自分が思っているより薄目に打つことが必要でした。その感覚がなかなか合わずバーディチャンスも一度もモノにできませんでした。
★転がり
これは直進性が良いボールを打てているからだと思うのですが、間違いなく転がりが良いです。実はこの転がりの良さがこの日のパット数の悪さにつながってしまいました.....あああああ。初めて10分の練習グリーンでの練習で実戦投入したのが間違いでしたね。バランスがかなり重め(2g・4gに調整してE0)だったこともあったと思います。大きな曲がりのあるラインをあまり膨らまさずに打つのでカップを過ぎて下りのラインになっていたりすると、どんどん転がってしまいます。
総合的に考えると、数字で出た結果は悪かったのですが、この感覚に慣れればパッティングはずいぶん楽なものになると思います。打球面が小さくスイートスポットを外れると言うことがほとんど無く、狙ったところに構えやすい。転がりが良いので少ないストローク幅で打つことができるのはメリットと言えると思います。
いままで軽いバランスでしっかりインパクトできるパターを使ってきたので、ラインに乗せて打たなければならないのはちょっと難しかったです。これだけ重くて打った感触を求めるとやはり行き過ぎてしまいますね。難しいところです。
それと、このROSSA AGSI+シリーズに採用されている上のグリップですが、Winn製なのに自分的に使える許容範囲の柔らかさでした。普通のWinnグリップはすごくブヨブヨな感じがしてすぐに変えてしまうのですが、今回はこのまま使ってもほとんど違和感はありませんでした。