最近よく見かけるこの「MATRIX OZIK」っていうシャフトですが、アメリカのクラブメーカーはTitleistやTaylorMadeを筆頭としてカスタムシャフトとしての採用が広がっています。
今回Titleistの909D3に装着されているMATRIX OZIK XCON-6を見たのですが、Tileist社のMATRIX OZIK XCON-6 for Titleistは、通常のTitleist社向けでない同じXCON-6より、若干トルク・重量共に甘めにできているようです。
市販シャフトとのスペックを比較してみると.....
MATRIX OZIK |
Weight(g) R・S・X |
Torque |
XCON-6 |
67・68・69 |
2.5 |
XCON-6 for Titleist |
63・66・69 |
3.5 |
こんな感じです。トルクが大幅に違いますね。同じXCON-6でも、Titleist純正のXCON-6ならさほどハードヒッターではなくても使えそうなシャフトです。
一方シャフト単体で売っているXCON-6はかなり厳しそうなシャフトです。これがXCON-7になるとトルクが2.4になり、シャフト重量は70g台後半になりますので、かなりのハードヒッターでないと使えるシャフトじゃなさそうですね。
MATRIX GOLF SHAFTS社のシャフトには今回の「MATRIX OZIK」以外に、「MATRIX MFS」、「MATRIX STUDIO」などのシリーズが展開されていて、かなりの種類があります。
「MATRIX OZIK」は高MOIヘッド用のシャフトと言うことで、大型ヘッドには相性が良いシャフトのようですね。最近「CRAZY」のシャフトも低トルクで良い結果が出ているし、これからは「低トルクシャフト」がキーワードになりそうですね。
低トルクというと、力があるスイングスピードが速い人じゃないと使えないと言うイメージがありますが、トルクが少ない柔らかいシャフトはヘッドスピードが遅めの人でもメリットがありそうです。
MATRIX GOLF SHAFTS社のHPは
http://www.matrix-golf-shafts.com/