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アイアンのライ角を若干アップライトに

スイングや、道具のスペックについて色々考えるところがあって、表題の通りアイアンのライ角をアップライトにしてみることにしました。

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ボールのつかまりが悪い原因の大半はスイングにあるのは、「MAT-T」の結果を見てもわかるのですが、ボールの球筋に一番影響を与えると思っているライ角を見直してみたくなりました。

なぜライ角を見直したくなったかというと.....

ボールがつかまらない原因として考えられるのは、手首がインパクト時に伸びてしまい、ヘッドのトウ側がインパクト時に落ちてしまっていることです。

別の言い方をすれば、「手が浮いてしまっている」とも言うと思います。アドレス時にできた手首の角度がスイング中にキープできずに、戻ってきてしまっています。

本来は練習して、その癖をなおすのが当たり前なのですが、完全になおすには相当時間がかかりそうだったので、スイングもなおしつつやってみることを決めました。

現在5番アイアンのライ角は60.5度。ライ角は0.5度動いてもかまえてわかるほどですので、どうしようかと考えたのですが、差がはっきりわからないと効果もわかりにくいと思い、1度アップライトの61.5度にしてみました。

なぜいままで60.5度だったかというと、長く使っていたTourStageのアイアンが60.5度合わせだったので、それが当然と思い、何の疑いもなくそのライ角でずっとゴルフをしていました。

ミズノの養老工場にアイアンを作りに行った時、アイアンのライ角はアップライト気味が合うと言う診断を受けていたのを思い出し、その時のデータを探してみたところ、なんとその時の診断は5番アイアンで62.5度という結果でした。

養老工場でのフィッティングに関するレポートはこちら
http://www.anserfreak.ne.jp/s-report/2003/mizuno/mizuno1.htm

その結果よりはまだ1度フラットですが、その時のスイングとは多少変わっていると思い、まずは61.5度にしてみました。

5番アイアンで61.5度はどのくらいアップライトなのか色々なメーカーのライ角を見てみたのですが、61度は意外と一般的なライ角になってきた感じです。メーカーによって違いはありますが、易しいアイアンを主力製品で作っているメーカーほどアップライト気味です。

調整したアイアンで打ってみましたが、確かにつかまりは良くなります。ですが、ちょっと手の位置が慣れないと言うか、ライ角が変わったからと言ってかまえ方を変えては意味がないので、いつも通りかまえてみるのですが、どうもトウ側が浮いているのが気になるのか、ちょっと手が浮いている感じがします。

その辺を何とかおさえて、いつも通りかまえられるとつかまった感じになります。これでスイング改造をすすめると、今度はアップライトが邪魔な感じになるかもしれませんが、ひとまずはこの状態でスイング改造を進めてみようと思っています。

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