ついにTaylorMadeが長かったr7シリーズを脱却し、R9シリーズをリリースしました。R9シリーズはなんと言ってもフェースアングルやライ角が変更できるという特長があり、どんな機構になっているのか興味津々でした。
ゴルフフェアに向かうゆりかもめの駅にもR9のポスターがそこら中に貼られていて、入場前から見るのが楽しみで、楽しみで.....と言う感じでした。
ブースはこんな感じでしたが、もうR9の回りにはかなりの人がいて、クラブを手に取ってみるだけでも大変な状態でした。とにかく盛況でした。さて、楽しみだったR9がどんな感じだったかというと.....
ソールデザインはシンプルな色合いで、r7シリーズの黄色のようなイメージカラーは特にないようです。ヘッド形状はやはり若干三角ですが、r7 Limitedほど三角ではないので、構えてみて「これはちょっと...」と思うほどの形ではありません。カメラで写すのと、実際に構えてみる感じではちょっと感じが違いますね。そして特筆すべきはヘッド体積です。なんと420ccしかありません。
調整可能なTLCカートリッジはトウ、ヒール、そしてヘッド後方の3カ所で、これまでのカートリッジが使えそうです。そして、シャフトの入り方を調整する部分も同じトルクレンチで締めることが可能とのことです。
レンチはこれまでの物では若干長さが足りない部分もあるらしく、付属のレンチはこれまでの物より長くなっているそうです。
ポジションは全部で8カ所。それぞれがカチッとはまる機構になっており、はまった状態でネジを締めて装着するようになっています。実際に色々動かしてみましたが、本当にフェースアングル、ライ角が相当変わります。これは想像以上でした。NEUTRALの部分で本当にストレートで、メーカーによっては1度オープンと言っているくらいのアングルです。
そして、オープンにするとこれはしっかり左に振っていかないとだめそうな位置まで来ます。とにかくこれは実際に見てみたらかなり感動する動きだと思います。ここまで見ると、中がどうなっているのか見たくなりますよね。ネジを外して中の様子を見せてもらってきました。
色々な角度でとってみました。「NEUTRAL」、「NU」、「RIGHT」、「LEFT」など8カ所のポイントがあります。
そして、究極のポジションは「TP」ポジションです。先端はギアのようになっていますが、これによってヘッドが回ってしまうことが無いような機構になっています。良くできています。
R9 FWも展示されていました。基本的にはドライバー同様ポジションの変更ができます。
R9 FWもドライバーと同様、2008 BURNER FWほど三角がきつくありません。
今年のTaylorMadeはR9シリーズで攻めるんでしょうね。発売になったら是非打ってみたいクラブになりました。