今は使っていませんが、もう少しバランスが出ればもう一度使いたいパターナンバーワンが「Old Anser」です。
昔のパターはバランスが軽いものが多かったのは、グリーンも今のように高速ではなく、とにかく強めに打つ必要があったからです。現在は、グリーンの状態も良く、重いヘッドでローテーションを使わずに打つ打ち方が主流になっているので、重いヘッドが必要になってきたわけです。
Anser型は若干フェースローテーションを使うストロークが必要なのですが、さすがにC4は軽すぎます。ということで、「Old Anser 再生計画」を考えました。どんな計画かというと.....
まずはヘッドウェイトアップです。鋳造で作られたマンガンブロンズの切削性がどんな感じかわからず、色々Gold's Factoryさんに問い合わせしていました。
Gold's Factoryのパターに丸いタングステンを埋め込んだ物があるので、まずはその仕様でウェイトアップを試してみようと思っていました。いじっても良さそうなデールヘッドのANSERを探して用意していたら、Gold's Factoryさんから連絡があり、簡単にできたとのこと。こんな感じです。
綺麗に穴があきました。Karsten Solheimの「Toe-Heel Balance」の理論を更に強調し、ヘッドウェイトもアップできるこのチューンはOld Anserファンにとってはかなりいけてるチューンだと思います。
この穴にタングステンのウェイトを入れると最近のパターのヘッドウェイトにかなり近づきます。今回やってもらってしまったので十分なデータがとれませんでしたが、来週早々くらいに自分のヘッドを持ち込み、Gold's Factoryさんにて加工をしてもらい、正式に「duckbill golf」にてメニューとして採用したいと思っています。
こんなことはできないか?とか、こんな風にやってみたら?という御意見等ありましたらコメント頂くかメールをいただければと思います。
もちろんPINGのパター以外でもウェイトアップは可能ですので、ヘッド重量をアップしてみたい方はお問い合せ下さい。
コメント (2)
以前、雑誌で見ましたが、ピンのフェースをミーリング加工する工房がありました。
キャメロン等を使ってるとミーリングしてないヘッドは感覚的に「チョット」という感じがします。
ミーリング加工を受けてはいかがでしょうか?
今でもやってくれるところはいくつかあると思いますが。
投稿者: kameさん | 2009年02月19日 08:43
日時: 2009年02月19日 08:43
kameさん、コメントありがとうございました。
確かに打感に関するチューンもやってみたいですね。問題はあのフェース面の薄さで、どのくらいまで削ることができるかが問題ですね。
Cameronのミーリング痕を出そうとすると全体をやらなければならないので、打感を柔らかくできる別のミーリング方法も考えてみます。
ありがとうございました!
投稿者: webmaster | 2009年02月19日 09:11
日時: 2009年02月19日 09:11