「AXIS 1 Eagle」という変わったパターを紹介します。このパター、かなり変わっています。
どうですか?この形がどんな意味を持つのか?これまでの常識を覆すパターなんです。どんな部分が常識を覆しているかというと.....
バックフェース側はこんな感じ、トウ側にはそこそこウェイトがあり、ヒール側は骨格だけになっているようになっているので、ヒール側のウェイト配分は少ないような感じがします。ですが右側の画像を見ると、たっぷりウェイトがついています。フェース面にはカッパー系のインサートが入っています。
左の画像はヘッド後方から撮ったものですが、すごくグースがあるように見えます。右側の画像はアドレスした時の見え方ですが、実はオフセットはありません。フェース面の位置はちょうどシャフト延長上の中心になっています。FP値は0と言うことになります。
この形を見ただけでは普通にフェースバランスのパターなのかなと思うと思いますが、実は思いがけないことがここで起きました。
先日レポートした重心アングル計で重心アングルを調べてみると、なんとトウ側が上を向くんです。こんなパターは見たことがありません。
重心アングルが大きければ大きいほどフェースローテーションを大きく使わなければなりませんが、フェースバランスを超えて、逆になっているわけで、これはどうストロークをしたらいいのか?
実際にボールを打ってみると、普通にストロークしても何の違和感もなく打てます。パッティングマットでの試打だったので、今度グリーンで転がしてみようと思います。
このパター、Sports Illustratedが運営するGOLF.COMでは「PGA Show」で選ばれた「best in show」になっています。また、「mygolfspy.com」でも「most innovative putter for 2009」で一位に選ばれています。
Equip2golfでは、PGA Showでのビデオも紹介されています。
http://www.equip2golf.com/?p=1585
「AXIS 1」のHPはこちらをご覧下さい
http://www.axis1golf.com/