パター選びにおいて重要なファクターとなる数値は重心アングルだと思っています。この重心アングルによってどんなストロークがそのパターにはあっているのかが決まってくるからです。
ということで、重心アングルが計れる物が欲しかったのですが、あまり選択肢がないのと、そんなに複雑な物ではないはずなのにかなり高価でした。
と言うわけで自分で作ってみました。
かなり手作り感満載の感じになってしまいましたが、計測はそこそこできます。それほど厳密に計るつもりもないので、これで十分という感じです。
今回これを作るにあたって重要だったのが、なるべくオートマチックに直角部分をたくさん作ることでした。そのため、ステンレス製のステーを組み合わせて、そのステー同士を固定するステーも使いました。それと上のシャフトを乗せる部分がなるべく自由に動くことでした。
市販の重心アングル計もここはこんな感じになっていて、今回使ったのは箱の下などに取り付けて滑らせるためのローラーです。これを使えば、シャフトを乗せるとゆらゆら揺れるようになります。
本来は止まったところでシャフトをおさえる機能も欲しかったのですが、今回はそれをあきらめて何か別の方法で角度を読めるようにしようと思っています。現在はこの状態で分度器を使って読んでいます。
製作費は約3,000円。なかなか良い仕事でした(笑)。何かこういうのを作っていると、自分で考えた計測器とかを作ってみたくなりますね。結構あるようでない計測器があるんですよね.....。