先日急遽ウェイトアップの加工を始めた「REDWOOD ANSER」ですが、現在こんな状況になっています。
上の写真の通り、トウ側、ヒール側にウェイトポートの加工が終わり、メダリオンの無事外すことができ、刻印に入っている色も全て剥離剤ではがしました。
細部を見るとこんな感じです.....
ご覧の通り、完全に対象にウェイトポートができています。職人さんに言わせると当然なんでしょうけど、寸分の狂いもないっていうのはこういうことなんでしょうね。
ウェイトの図面を書くのもあっという間で、本当に恐れ入ったという感じです。
上の画像は加工されたポートのクローズアップ写真ですが、上の方がフェース面側になるのですが、そのフェース面方向に、少し溝を入れてもらいました。ウェイトの微調整用に使おうと思って入れてもらった溝です。
この部分にタングステンパウダーや、鉛を入れることで5g程度の調整はできると思います。もちろん西遊両方のポートに入っています。
次はメッキ剥離です。REDWOOD ANSERは「ブラックニッケル」メッキが施されています。他のメーカーの303ステンレスは素材そのものなので、その打感を期待すると、若干硬めに感じます。もしかしたらこのメッキがその原因かもしれないので、とりあえず剥いでみます。
メッキ剥離後若干グラインドを入れて、「Old Anser」っぽい形状にしてみようと思っています。