UST Mamiyaの「AXIV-Core Tour Black」を打ってみる機会がありましたのでレポートします。
UST Mamiyaの「AXIV-Core」には今回紹介する「AXIV-Core Tour Black」の他に「AXIV-Core Tour Red」、「AXIV-Core Blue」があります。いずれもPROFORCE V2のカラーを踏襲するカラーリングです。
「Black」と「Red」はその名前に「Tour」がつくように、少しスペックが厳しめの設定になっています。「Blue」はトルクも4.0前後で先中調子で弾き系のシャフトになっています。
ちょっとこのシャフトの特長を説明すると.....
上の写真はバット側の写真です。表面は普通のカーボンシートを使っていますが、シャフトの内側には4軸織物を使っているのがわかると思います。これにより手元の剛性が高められているとのことです。
「Red」、「Black」は「69」、「79」、「89」の3種類があり、この数字は重さを表していています。トルクはどちらも2.5前後になります。今回試したのは若干弾き感がある「Black 79/Tour S」です。
最初は「Red」を打ってみたいとも思ったのですが、「Black」はつかまりが良いという表示から「Black」を選びました。
まず、ヘッドはYAMAHA inpresX 445Dを使ったのですが、45インチで総重量が330gをオーバーしました。Black 79/Tour Sはシャフト重量が77gなのですが、さすがにちょっと重いですね。
暖かい時期ならこれでもいいかもしれませんが、ずっしり来る感じです。バランスもそこそこ出たので、打ってみると重みで打てる感じでなかなか楽なシャフトです。PROFORCE V2のイメージで考えて少し柔らかめのSを選んだのですが、タイミングが合えばかなり弾きを使って飛ばせそうなシャフトです。
最初の何発かは左に飛んでしまいましたが、慣れてくるとつかまった軽いドローが楽に打てます。総重量を考えると、「69」でフレックスはXでも良いかもしれませんね。「79」の重みならフェアウェイウッドに入れたらちょうど良いかもしれません。
UST MamiyaのHPは
http://www.ustmamiya.jp/
AXIV-Coreに関する詳しい情報は
http://www.proforce.jp/shaft/shaft-9.html