これまで使っていたGrindStudioの52度、59度のウェッジを先日51度、57度にしたのですが、59度でできていたロブショットがちょっとうちにくく、コースセッティングによっては表題の60度のウェッジが欲しくなりました。
で、何気なく中古ショップで構えてみてしっくり来たのがこのNIKE VICTORY REDのウェッジです。どんなウェッジかというと.....
ロフトは60度、バウンスは6度です。サンドウェッジはバンカーで使うことと、ハンドファーストで構えることも考えて、12度以上のバウンスのウェッジを使ってきましたが、ロブショットを考えると、バウンスは無い方が打ちやすいことがわかりました。
なぜこのウェッジが欲しくなったかというと.....
これまでの飛距離はフルショットでこんな感じです。
52度-105 Yards 59度-85 Yards
それが51-57のセットにしたことで、こんな感じになってしまいました。
51度-110 Yards 57度-95 Yards
楽に打ってこれまでの距離は打てるのですが、57度で得意だった80 Yardを打つのが難しくなってしまいました。アイアンショット全般で言えることですが、フェース面をコントロールしてフルショットした時にでる距離で打つのは容易ですが、少しおさえて距離を落とすとかは結構難しいです。
例えば今回の場合で言えば、以前の打ち出し角度より低く出て行くので、少しスピンのかかりも変わってきます。低くラインを出していって軽く80 Yardを打てれば今回ロフトを変えた目的が達成されるのですが、少し慣れが必要そうです。
60度のウェッジだとフルショットしてボールが落ちるのは80 Yard付近。少しスピンも多めにかかると思うので、80 Yardをフルショットしたら多分75 Yardくらいしか飛ばないと思います。なので、基本的には50 Yard以上100 Yard以内は57度で打ち、それ以下はこの60度で打つのが良さそうです。
バウンスが少ないウェッジなので、ハンドファーストには構えないようにして、ボールの赤道よりしたに刃を入れていくイメージを持つことでスピンの効いたボールを打つことができます。ボールがふわっと浮いているラフなどでは難しいですが、それ以外の状況では使えそうです。
問題は1本何を抜くか.....。状況に応じてUtilityや、ロングアイアンを抜くことも考えられそうです。
メッキのウェッジは久しぶりなので、ちょっと視覚的にも滑りそうな感じがするので、メッキを剥離して、Tiger Woodsのようにイニシャルでも入れてみようと思っています。