先日フォーラムゴルフさんにあった表題の試打クラブを打たせていただきました。ちょっと興味本位で打ってみたくなって借りてきました。ちょっとどっかの車みたいな名前ですが、商品説明を見るといろんな理論がつまっている感じです。
このアングルで見る限りちょっとソールのデザインが変わっているだけで、形はそんなにインパクトがありませんが、実はこのクラブ結構変わっているんです。
どの辺が変わっているかというと.....
フェース面の側から見るとそれほど特別な感じに見えませんね。そしてこのクラブは色々な長さに対応するためにウェイトポートがついています。なんと44.5インチから45.75インチまで対応できるそうです。
で、変わっている部分はどんなところかというと.....
この写真を見るとわかると思いますが、シャフトがささっている位置がずいぶん後方になっています。要は出っ歯になっていると言うことですね。これがどんな効果を発揮するのか?出っ歯と言うことはFP値がかなり大きくなっているので、普通に考えたらつかまりがよくなっていると言うことになるかもしれません。
実際にヘッドスペック測定器で測ってみたところ、なんと「45mm」くらい。MP CRAFT T1が「36mm」くらいなので、ほぼ10mmも出っ歯になっています。この違いはかなり大きいはずです。
長尺のドライバーを思いきり振ると振り遅れて右に行ってしまうので、ゆっくりリズムよく振らなければならないということがよく言われますが、この出っ歯加減が実際に打ってみると容易にボールをつかまえてくれます。
つかまりがよすぎて左にいきなり出ることもありましたが、長さに慣れればこれも出なくなってくると思います。なかなかユニークなクラブです。少し金属音が気になる打感でしたが、これも好みの問題なので、飛びそうな音が好きな人には良いのかもしれません。
それと気になったのがこのソケット。なんとクルーズゴルフのマークが入っています。これ、プリントじゃないんです。ラインと同じような入れ方で入っているのですが、これは技ありって感じです。変なところに食いついてしまいました(笑)。
詳しい情報はCREWS GOLFのHPをご覧下さい。
http://www.crewsgolf.co.jp/cg_hammer.html