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0415

"打ちたい球"と"出るといやな球"

ここのところだいぶ実戦モードになりつつあり、スコアが出なかった時期を少し抜け出しつつあります。ここ3年ほどこの時期は集中的にゴルフができる時期で、倶楽部対抗に向けて下地作りをする時期でもあります。

今月のゴルフは6回。そんな豊富なラウンド数だからこそ得られることもあります。今日はそんなことについてちょっと書いてみようと思います。

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今回は最近エースの座についた「MP CRAFT T1」を例にお話しします。

最初にMP CRAFT T1を打った時は、一生懸命ボールをつかまえてドロー回転のボールを打とうと、必死に打っていました。その結果プッシュアウトや、引っかけも出るようになってしまいました。

ですが、この時期になっていい加減クラブも決めなくてはならない時期に、YAMAHAのinpresX 445Dか、MP CRAFT T1にするか迷っていたのですが、最後の決め手はロフトでした。やはり上がりすぎる弾道は怖い部分がありました。

使うクラブを決めてからも、ずっとドロー系のボールを追い求めていました。それがつい最近のことなのですが、自分の体の動きにまかせてあまり考えずに振ってみた時に、そこそこの飛距離と、安定した方向性が得られるという体験をしました。

格好いい言い方をすれば「パワーフェード」、普通に言えば軽いフェードなのですが、体の動きに無理もなくスムーズに振れます。最近ではボールをインサイドからとらえる意識を強く持っているので、その状態から手首の動きを少なくボールを押していくような動きになっているようです。

これまではインパクトで押す動作ではなく、たたいて弾くイメージのスイングだったのですが、軽いフェードで重いボールが出てくれます。

そう言えばMP CRAFT T1の宣伝文句は「フェードイメージのドライバー」と書かれていましたね。人にクラブの相談を受けて応えているようなことが、いざ自分のことになるとまったく冷静じゃない感じがよくわかりました。

そこで思ったのが、表題の「打ちたい球と出るといやな球」の関係です。打ちたい球を打ちたくて打っているうちに出るといやなボールが出るようになることって結構ありますよね。

自分はつかまっていない右にすっぽ抜ける球がいやなのですが、インサイドからボールをつかまえるイメージをもって、そこだけに集中してしまうとプッシュアウトも出るようになってしまいますし、下半身が止まれば左に引っかけてしまいます。

もともとカット軌道に近いスイングだった自分にとってフェードイメージで左に打ち出すことは、方向性の安定と飛距離アップにつながるものだったようです。これがフックフェースの大きなロフトのクラブだと求める球筋はずっとドローボールで、抜け出せないスパイラルに入ってしまっていたかもしれません。

この時期にとても簡単なことですが、先日のアイアンショットに加えて、ドライバーでも良いスイングに出会えました。この調子をずっと維持していけるように、またさらにこれらのショットに対する自信、信頼を深めていけるようにラウンドしていければと思っています。

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