Scottsdale Anserをどうしても使いたくて.....。コレクションの中で一番状態の悪かった1本を改造してしまいました。
300gそこそこ(308g)のヘッドはさすがに軽すぎました。
今回はヘッド重量アップが目的。ターゲットのヘッド重量は340g。このくらいあれば、何とか使えるパターにできると思いましたが、32gのアップはそう容易にできる物ではありません。で、色々考えてどうなったかというと.....
duckbill golfで装着可能なウェイトは6gの物、20gの物ですが、そのウェイトを入れる穴をあけなくてはなりませんので、その穴の削った分を相殺すると、約半分の重量アップができる計算になります。
20gのウェイトは直径が12mmもあるので、2個並べては装着できません。外側に大きいウェイト、内側に小さいウェイトだと、総重量が52gなので、増やせる重量は26gになります。これだとヘッドの総重量は334gと言うことになります。
で、タングステンを入れる場所ですが、普通ならソール面にするところですが、このパターはいじってますよ!という感じを出すために、今回はフェース面に入れることにしました。そうすると、大きさが違う物を並べるとちょっと見栄えが良くなくなりそうなので、同じ重量のものを並べることにしました。
そこで困ったのは6gのウェイトを4個だと、総重量24gで12gしかアップできません。これでは320gにしかならないので色々検討したのですが、同じ穴に2個のタングステンを入れられれば、その倍にできるので、48gのウェイトを入れることになります。それにより総重量は332gくらいになるはずです。
とりあえず今回はこの作戦で行くことにしました。で、できあがったのがこんな感じです。
ヘッド重量は 332.7g で、ほぼ予想通りの重量に仕上がりました。
オリジナルのシャフトは、錆も出ていたので大事にとっておいて、足りなかった重量を補える重めのシャフトを入れようと思います。
今考えているのは、島田ゴルフのCameron仕様の160gのシャフトを考えています。長さは最近マイブームの32インチ。グリップはPINGのノーマルならバーグリップを入れようと思っています。
すでに組立の準備を始めてますので、近々レポートできると思います。楽しみです。
Karsten Solheimさん、当時のAnserを否定しているわけではありません。今のゴルフ事情に合った仕様にして使うための改造です。でも、見えるフェース面に入れてしまったのはちょっと反省しています.....。