最初はどうもしっくり来なかったMIZUNO MP CRAFT S-1ですが、前々回のラウンドからかなり慣れてきました。
最初の状況はご存じの通り、つかまりすぎ。これまで大きなヘッドで一生懸命つかまえようとして振っていた癖がなかなか抜けず、ひどい引っかけもたまに出るし、さすがの新し物好きの自分もR-1に戻そうかと考えたほどでした。
それが今はどうなってきたかというと.....
左に行きそうだからと言って気持ちよく振れないのではいけないので、しっかり振っても左に行かせない為にどうしたらいいかを色々探っていました。
今テークバックで気を付けているのは腰の横でトウが真上を向かないようにすることです。若干下に向いた状態で腰の横を通るように意識することで、より安定感のあるつかまったボールを打つ意識を持つようにしています。
つかまりすぎる原因はここにもあるかもしれませんが、これが正しい打ち方だと思っているので、この打ち方で目指すボールが出るように練習をしました。
MP CRAFT S-1はトウ側の塗装では開いているように見えるのですが、実はフェースアングルは若干左に向いているような気がします。そこで、トウ側の開きにだまされず、フェース全体をスクエアになるように構えてみました。トウ側を見ると完全に開いているように見えますが、この状態で気持ちよく振っても左には行きません。
また少しボールを内側に入れることで中弾道で力強い球も出るようになりました。以前困った時に打っていた低いボールも同じような感覚で打てるようになってきています。
以前と違うのは軽いドローがでていると言うこと。ボールの回転が良いのでランもそこそこ出ています。それと少しオープンに構えてリストターンを抑えて振ればほとんどストレートのフェードボールが打てます。
やはり小さいヘッドは細工がしやすいのでしょう。この調子でどんどんこのヘッドに慣れれば、少しシャフトを色々変えてみることで、飛距離追求もできそうです。
ちなみに今入れているのはGRAPHITE DESIGN TourAD EV-7xの先端半インチカットです。少し前まで弾きすぎる感じだったこのシャフトも、今は心地良い弾きに変わってきています。