これまで「duckbill golf」のパッティングストローク分析で、30名ほどのパッティングストロークの分析をしてきました。本当に人それぞれストロークには特徴があり、「こうしよう」と思ってストロークしている人のほとんどはそのイメージの通りストロークできている場合が多いです。
ただ、問題はパターの種類とフェースローテーションの度合いがマッチしていなかったり、ストレートに引いているイメージの人が外に引いている場合が非常に多いです。
特徴的なストロークをいくつかご覧下さい.....。
Sample 1
まずは理想的なストロークはテークバックで若干インサイドに入り、真ん中のインパクト以降は打ち出すラインに真っ直ぐヘッドを出していくストロークです。左右の数字はインパクトを中心に右が4インチ地点のフェースの向きです。左がインパクト後4インチでのフェースの向きです。テークバックで6度開いて、フォローで6度閉じています。このように左右が対称になることが重要です。
この度合いがパターの種類によって数値が変わってくると考えています。このデータはANSER型のパターでフェースローテーションを使うストロークでの数値になります。
Sample 2
上のストロークでは左右の角度は6度ずつで同じ数値になっていますが、ストロークの軌道がまったく異なります。インサイドに引かずテークバックは真後ろに引きながら真っ直ぐに出しています。ストロークは直線的なのにフェースローテーションを積極的に使っています。ちょっとタイミングを間違うと左に引っかけてしまいそうなストロークです。
Sample 3
このストロークは、ストロークの軌道はSample 2と同じですが、左右の角度が極端に小さくなっています。
自分の場合、大型マレットを使うと真っ直ぐに引こうというイメージになるため、こういう数値になり易い傾向があります。この打ち方は右にプッシュアウトしてしまいそうなイメージがあります。
完全な振り子イメージで振るとこういうストロークになるでしょうね。このストロークをANSER型でやるとまったく転がらないパッティングになってしまいます。
このように色々な人のストロークを見ていると色々な推測ができます。どんなミスをしやすいのか?スライスラインが得意なのか、フックラインが得意なのかなどが本当によくわかってきます。
このデータを元に合うパターのタイプや、フェースアングル、長さ、バランスなどわかると本当に面白いです。
パッティングとロークの分析に関する詳しい情報は
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TOMIで分析可能なデータに関する詳しい情報は
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