先日借りてきたTaylorMade 「R9 MAX」を試打してきました。「R9 MAX」は日本仕様の460ccのヘッドです。
特徴としては、先日紹介した「FCTスリーブ」が採用され、8種類のポジションにより弾道をチューニングすることができます。
前回のレポート
http://www.anserfreak.ne.jp/archives/2009/07/taylormade_fct_technology.html
前回のレポートの通り、かなりダイナミックにヘッドスペックが変わるので、今回の試打もとても面白い物になりました。どんな感じだったかというと.....
まず最初はノーマルポジションの「N」で.....
構えた感じはやはり若干かぶっている印象。ロフトは9.5度のロフト通りの感じ。打ってみると、やはりこのくらいのかぶっている感じの方がボールは簡単につかまります。
次にニュートラルアップライトの「NU」に.....
これは更につかまりが良く、弾道も中弾道にかわり、力強い感じに変わります。ランがしっかり出ていそうなイメージの球になります。
次は一番開いている「R」のポジションに.....
これは相当頑張らないとボールはつかまりません。つかまえようと頑張らずに振り抜けば軽いフェードになって飛んでいきます。
全体的に思ったのは460ccにしてはそこそこ打感も悪くないこと。それと、スイートスポットはかなりフェースの上の方の感触があることでした。フェースの下に当たった時はボールもあがりにくく、飛距離も出ませんが、上の方であたった時は相当良い感触で飛んでいきます。
もうしばらく打ってみることができるので、オークションで「FCTスリーブ」を買ってみて、自分のシャフトで試してみたいと思います。
それと、ご存じの方も多いと思いますが、重要な情報です。
「R9」の460ccのヘッドには日本仕様と、US仕様の2種類が存在します。それぞれネーミングも異なり、日本仕様は今回の「R9 MAX」、US仕様は「R9 460」という名前で売られています。
ヘッド形状は同じで、FCT Technologyが搭載されているのに変わりはありませんが、日本仕様の「R9 MAX」にはヘッド後方に可変ウェイト「MWT」が搭載されています。一方「R9 460」はウェイトを交換できない仕様になっています。
日本仕様は45.5インチですので、45インチにして使ったりする場合、ウェイト交換で対応が可能です。これが日本仕様が40,000円前後、US仕様が25,000円前後の価格になっている違いの部分です。
ということで、「FCTスリーブ」を手に入れたら45インチにしてみようと思っています。