どうもつかまりすぎるイメージの「MP CRAFT S-1 w/TourAD EV-7x」ですが、飛距離は相当魅力です。「TourAD EV」はしなり戻りのタイミングが合えばかなりシャフトが仕事をしてくれるシャフトです。
ダイナミックにシャフトが動くだけに(自分のスイングテンポの場合です)、タイミングがあればビッグドライブ、タイミングが合わないと左に引っかけてしまいます。
そこでちょっと動かないと言われている「TourAD PT-7x」を久しぶりに入れてみました。
早速コースでは使わなかったのですが、練習場ではたっぷり打ってきました。どうだったかというと.....
まずは、PTシリーズは少し柔らかめのイメージがあるので、しなりすぎを防ぐために少しバランスは軽めにしました。
総重量 : 320g
バランス : D1.5
長さ : 44.75インチ
「PT-7」に限らずPTシリーズは、未だにプロでも使用者が多いシャフトです。「振っていける」とか、「振っても左に来ない」とか、「振ったら振った分だけシャフトが動く」とか、色々な表現をする人がいますが、シャフトの動きが少ない振った分だけの仕事をしてくれるシャフトです。
「MP CRAFT S-1」自体つかまりが良いヘッドですが、このつかまりの良さを少し消してくれるシャフトとして、この「PT-7x」を入れてみたわけです。
リシャフトは久しぶりに自分でして、その日の夜練習場で、翌日はラウンド後にコースの練習場で打ち込んできました。
シャフト交換の効果はかなり出ました。嘘のように左に引っかかるボールは出なくなり、逆にしっかりつかまえる意識がないとつかまったボールが出ません。少し気を抜くと落ち際からの右への曲がりが大きくなってしまいます。
左右どちらかにハザードがあったり、狭いコースなどできっちり振れない状況の時にはしっかり曲げる方向を決めて打たなければならないような感じです。
TourAD EVの飛距離を取るか、大きなトラブルになりにくそうなTourAD PTシリーズを取るか.....難しいところです。