クラブ選手権決勝は.....その2 (ANSERFREAK)

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エキストラの1ホール目は1番ホール。387ヤードと何ともないホールと思っている人が多いと思うホールなのですが、2番ホールと並んで自分が苦手としているホールです。

左に曲げると左からせり出した林の木でグリーンが狙えず、右はカート道の右は崖。相当曲げると池もあり、右にも左にも行かせたくないホールです。1ラウンド目は右のバンカー、2ラウンド目は下に落としてしまっていました。

で、ギリギリの心身状態でのぞんだ1番は.....

まずは18番をパーで切り抜けた相手から。相手は2ラウンド目に自分が打ってしまった右のバンカーの先の池の縁に近いところ。次に打つ自分はかなりチャンスだったのですが、普通ではない状態だったので、絶対つかまると思って打った打ち方が、左からの風に乗って同じところに.....(上の画像の"150"の数字の"0"の右上あたりです)。

20人以上の人が見ていたのですが、聞こえてくるざわめきと落胆の声.....。誰よりも落胆していたのは当然自分でしたが.....(笑)。そして一応二人とも打ち直し。相手はフェアウェイ。そして自分は下半身は止まってしまい左に引っかけ。OBまでは行っていないとわかっていながらも、相当いやな気分の上塗りの状態でした。

ボールのところに行ってみると自分のボールは斜面の途中に。相手の球は池の手前のほぼ平らなライに。相手はクラブを何本か持ち空間を探している。当然出すだけだろうと思っていたら上に行って方向を確かめている.....。

どうやらグリーン手前のバンカー方向に真っ直ぐ打てるようで、大きめのクラブを持っている。自分はPWだけ持ってその場所にいたのですが、それを見て上を確認しクラブをもう何本か持ってこようとして上に上がりかけたところで相手が打つ。そのボールがなんと木に当たってしまい。更に奥のグリーンを狙えないところに.....。1発では出すことが難しいことが見てわかったので、自分はクラブが完全に振れない位置ながらもうまく木の間を抜けて残り85ヤードのフェアウェイとラフの境目に.....。

相手の3打目はフォローが取れない位置で、インパクトだけで飛ばそうとしていたのですが、だるま落としのようになってしまいボールは少しだけ動いただけ。今度は木が邪魔になって打てず、4打目は右手1本で体の横で打つ。それが斜面の途中で止まってしまい、まだ上の段に来れない。5打目でやっとフェアウェイに出てくると、6打目でピン手前4mくらいにオン。自分は3打目をピン横2.5mくらいにつけて相手のパットを待つ。

相手のパットは外れて8が確定。勝ちはほぼ決まっていたものの、パーパットはまだ手が動かない。距離を合わせて打ったつもりが1mほどオーバー。この1mも入れる自信はないほどの状態でしたが、OKが出て勝ちとなりました。

なにかすごく疲れて、最後はあっけない感じの終わり方でしたが、相手は絶対にグリーンに乗せられると思って打ったショットだったらしいです。そんなに難易度が高くないショットだったようです。相手がうまくそのショットを打ってきたら自分も厳しい状態から同じようなショットを打たなければならず、逆の立場になっていたかもしれません。勝負はわからないものです.....。

2日に渡って引っ張ってしまいましたが、この通り初のクラブチャンピオンになることができました。かっこいい勝ち方ではありませんでしたが、勝ったという事実だけは素直に喜ぼうと思います。