みなさんパターのグリップはどのくらいの力で握っているでしょうか？自分は結構強めに握っています。ゆるく持った方がいいという人もいれば、しっかり握った方がいいという人もいます。人それぞれ合う握りはあるとは思いますが、ちょっと気がついたことがあったのでレポートします。
画像がなくてイメージがつかみにくいかもしれませんが、機会があったら画像も交えて紹介します。今回は画像無しということでご了承下さい。で、どんなことに気がついたかというと.....
グリップを強く握ってストロークした場合
1. ヘッドと手の動きが連動しやすい
2. アドレスの形の再現性が高い
3. 距離感はインパクトの強さで調節するのがやりやすい
グリップを緩く握ってストロークした場合
1. フォロースルーでヘッドが出やすい→結果ボールの転がりがよい
2. リズムが合わないと、インパクトロフトのばらつきが出やすい
3. 距離感を振り幅で作れる
こんな感じの印象を持ったのですが、ショートパットで真っ直ぐ打ちたい時などは、緩く持った方がヘッドの動きが自然になり、真っ直ぐ行きやすい感じがしました。
それと、硬く握るとボールが滑る時間が長くなってしまい、転がりも悪いのに対して、ヘッドが自然に出る緩いグリップでは順回転になるまでの時間が短く、止まりそうになってからの転がりがかなり良くなる印象があります。
パターのストローク分析をする時にみなさんには言うのですが、一番重要なのは再現性が高いかどうかであって、綺麗な軌道で必ず打たなければならないわけではありません。
軌道が悪くてもその軌道で打ち出されるボールの特徴を知り、それを解決する方法さえわかっていれば、どんなストロークでも良いと思います。
パッティングをシンプルに考えるためには、シンプルでオーソドックスなストロークがどんなものかを知ることも重要です。ミスパットの原因が何か？理想のストロークを知ることで、その答を見つけるのも簡単になるからです。
とても奥深いパッティング。スコアの40%前後はパターでのストロークになりますので、ここを何とかできれば、スコアアップも比較的簡単になります。是非自分のパッティングがどうなっているのか練習仲間などと意見を交換しあって下さい。きっと何かがわかってきます.....。
