先日久しぶりにGold's Factoryの"GF DALE"をラウンドで使ってみました。
このパターの原型は、Gold's FactoryのPRIVATE STOCK NO.1というヘッド。軟鉄素材で、これは銅メッキを厚めにしてもらっています。そのパターを何で使ってみる気になったかというと.....
最初このパターはこんな感じでいぶしてもらっていたのですが、一度そのいぶした感じを落として、自然にまかせて十円玉のような色に変化するのを待っていました。
上の画像が今の状態です。キャビティ内の縁の付近は、最初のピカピカの10円玉のような色になっているのがわかると思います。
結構良い色になってきたのと、久しぶりに構えてみると、その頃少しかぶった感じのフェースアングルが好みで、フェースアングルが2度オープンくらいにしてもらっていたので、構えてみた感じすごく新鮮でした。
少しハンドファーストにしないと左に行ってしまいそうなすわりの状態です。前なら左を向いていてちょっと敬遠するようなすわりなのですが、今は良い感じに感じます。
最近は転がりの良いボールを打つために若干ハンドファーストに構えるというか、構える時はハンドファーストではなくてもストロークを始める前に少しフォワードプレスしています。
特に短い距離などはなるべくハンドファーストに構えた状態の手首の角度(特に右手の)を固定してストロークしています。こうすることで短い距離を真っ直ぐ打てる確率がかなり上がりました。
先日のホームコースでの最後のラウンドの2ダブルボギーは両方とも3パットのダブルボギー。いわゆる素ダボです。この日は厳しいパーパットは入っていたのですが、この2回だけはどうしてもダメでした。距離も長かったのもあるのですが、下りのラインが残ってしまっていたことが要因です。
あまりラインに乗せてダラダラと打つパッティングは得意ではないので、オーバーしてしまう時は1m位は行ってしまうことが多いです。薄目のラインで打つのでそれほど曲がらなくて良いのですが、外れてしまうとまた同じくらいの距離かそれ以上の距離が残ってしまいます。
で、今回のパターはヘッド重量も重め、フェースアングルも0に近かったので、短い距離の小さいストロークがぶれずに打つことができました。
最近はヘッドが重いパターがかなり増えてきましたが、短い距離で小さいストロークをするのは非常にやりやすいです。今の303GSS NEWPORTはヘッド重量も軽く、バランスも出ていないので、小さいストロークではヘッドもぶれやすいです。ある程度以上の振り幅であれば操作性は良いのですが、小さいストロークには向きません。
この辺のことも再確認する意味で、今回のパターは良い答えを出してくれました。今回の結果から来年使うパターのことも色々考えてみようと思います。