2010 Golf Fair Reportの第2話は、「FOURTEEN」です。今年は新しいドライバー、フェアウェイウッド、ウェッジ、キャディバッグの展示がありました。
ブースは毎年少しずつ大きくなっているような.....。さて、展示されていたのはどんな物かというと.....。
まず最初に紹介するのは新しいドライバー「ST110」です。twitterではST410とつぶやいてしまいましたが、「ST110」が正しい名称です。
今回のドライバーの大きな特徴はそのヘッドサイズです。最近各社出し始めた若干小さめのサイズのドライバー同様、435cm3と言うサイズをフォーティーンも採用しました。
それほどシャローには見えませんが、カタログにはシャローフェースという説明書きがあります。そしてライ角が60.5度と、前作のJC909の59.5度から1度もアップライトになりました。ただ、JC909は46.5インチ仕様、今回のST110は45.5インチ仕様になりますので、それを考えるとすごくアップライトになったという感じではないかもしれません。
フェース素材はJC909同様、VLチタンのカップフェースなのですが、今回のST110はフェース面の場所によって肉厚が変わる設計になっているとのことです。これによって打音が少し変わるかもしれませんね。JC808以降少し硬い音がする感じだったので、どんな音がするのか楽しみです。
上の画像は同時発売の「SF410」です。特徴は低重心・シャローフェース設計で、ボールが上がりやすい設計になっているとのことでした。ロフトバリエーションが変わっていて、16・19・22・25の4種類のみです。
そして、上の画像は、少し前から話題になっていた「MT28 V5」です。ブースの前に全てのバリエーションが展示されていました。
このV5はV4の逆テーパーブレードがさらに進化した形状で、トップに近い部分はより厚く、バックフェースの肉が無くなる境目付近はより薄くなっています。V4の理論をさらに進化させた形状と言っていいと思います。
もちろん2010年新溝ルールに対応しているので、今後の使用も問題ありません。前のV4よりもリーディングエッジ部分が丸みを帯びた印象があるので、かぶせて構えたり、開いてロブを打つ時などはリーディングエッジを意識して構えられそうです。
今回も48度からのバリエーションで、フィニッシュは今回からメッキ(2種類)のみとなりました。ノンメッキはカタログには出ていないのでこのままメッキ仕様のみの販売になるような気がします。
9.5インチの大型キャディバッグも発売になりました。色は2色。黒赤が良い感じですね.....。
左の画像の右3個は9インチ、左の3個は8.5インチのキャディバッグです。右側の画像は、スタンドキャディバッグで8.5インチで色は4色の展開になっています。
今年のFOURTEENは小振りのドライバーも、良い感じのヘッド形状で、ウェッジもV4で蓄積された理論がさらに進化したというイメージがあって、V4の時にはどうなのかな?と半信半疑でしたがこのV5は一度使ってみたくなるようなウェッジに進化していました。キャディバッグも一昨年のFOURTEEN Classicの時から使い続けているので、そろそろ大きめのキャディバッグにと考えています。楽しみ楽しみ.....。
FOURTEENの新製品情報(今のところMT-28V5のみ)はすでにHPにて公開になっています!
http://www.fourteen.co.jp/