SCOTTSDALE

Archives

« Scotty Cameron Californ | Main | George Spiritsの新製品を見てきま »

0204

ちょっと不思議なウェッジ(KS WEDGE )

ウェッジはFOURTEENをしばらく使い、その後数年はGrindStudioを使い続けています。なので、あまり他のウェッジに興味が無く、本当ならパターと同じくらい買っているようなクラブですが、まったく浮気はしていません。

ks1.jpg

今回はたまたま打つ機会があったMaruman(マルマン)が扱う、KS WEDGEについてレポートします。それほど他のウェッジと変わりがなければ、レポートもしなかったのですが、結構面白い感じのウェッジだったです。

どんなウェッジだったかというと.....

このウェッジ「ZERO BOUNCE SOLE(ゼロバウンスソール)」というソール形状を採用しています。下の画像をご覧下さい。

ks2.jpg

この通り、バウンスは0度になっており、珍しいのはリーディングエッジ側がとがっておらず、角が落とされています。この部分の効果なのか、打ってみるとちょっと違った感触を感じられます。

ks3.jpg

また、フェース面の形は結構丸くて大きい感じです。懐が深く安心感のあるヘッドです。

肝心な打ってみた感触ですが、実に不思議な感じでした。素材はS25Cで軟鉄鍛造になりますので、当然打感は柔らかく吸い付くような感触があります。

最近理想としているアプローチは低く打ち出して、スピンをかける打ち方なのですが、この打ち方をするにはすごく良いソール形状なのかもしれません。とにかく思った通り低くボールは飛び出してキュキュッとスピンがかかってくれます。

自分の場合ハンドファーストの度合いが大きく、それもあってバウンスは14度の物を使用しています。今回打ってみた時はバウンス角が0度だと言うことを意識して打ったのですが、ヘッドが刺さるような感じはなく抜けが良かったです。芝の上だとまた違う印象になるかもしれませんが、二番目の写真のリーディングエッジの削りが効いているのかもしれません。

これは説明書を見ると、削りではなく、肉を盛ってこの形を作っているとのことです。このエッジ形状を平頭型エッジと言うらしいです。またソール全体が大きくラウンドしているのも抜けが良くなっている要因かもしれません。

なかなかユニークなウェッジですね。溝の規制もあるので、徐々にこういう独創的なウェッジが出てくるのでしょうね。そう言う意味では楽しみです。

さらに詳しい情報は下記のURLから「PRODUCTS」をご覧下さい。
http://www.maruman-golf.jp/

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)