今年のゴルフフェアレポートはしばらく続きますが、おつきあい下さい。最初のレポートは、楽しみにしていたPINGのニューアイアン「ANSER」です。
Solheimさんが持っているのは当時のANSERアイアン
原型の「ANSER」を知っているだけに、相当期待していました。当時の復刻として忠実に再現するのか?それとも新たなラインとして、まったく違った商品として打ち出すのか?
実際にそれを目の前にしてみると、意外なスペックでの登場でした。どんなアイアンかというと.....
軟鉄鍛造素材に、比重の重い金属をソール近くに配置し、さらに中空構造になっています。
PINGファンからすると、もう少しオーソドックスなキャビティバックアイアンでも良かったかな?とも思いますが、最近のPINGファンにしてみると、すごくウェルカムなアイアンの登場となったと思います。
初の軟鉄鍛造アイアンであり、PING GOLF JAPAN主導の製品であること、そして、日本で先行販売というのも特筆すべき部分です。
では、このアイアンがどの辺の位置づけになるかというと、iシリーズと、Sシリーズの中間くらいの感じに感じます。自分としてはSシリーズの上のスペックだともっと良かったのですが、随所にこだわりがありました。
まず、番手別にフローするフェースプログレッション。ショートアイアンは小振りでオフセットは少なめ、ロングアイアンは上がりやすく、オフセットが多めになっています。
中空構造はボールを上がり易くし、さらに幅広のソールは楽にボールだけを拾えそうな厚みです。このソール形状を見ると、ちょっとEYE2的な流れがあります。
打感は素材の軟鉄に加え、他のPINGのアイアンにも採用されるバックフェース側から入れられた振動吸収剤により、マイルドな打感を実現しているとのことでした。
上の画像は同時に展示されていたPING ANSERアイアンの当時の物です。
上の画像はPINGのブースと、飾られていたPING MANです。
今回目新しい物はこのANSERアイアンでしたが、インパクトがあって驚いた商品でした。今後こんな形で日本市場向けでもいいので、日本でのニーズにも応えていって欲しいですね。きっと今回のアイアンなら契約選手もかなり興味を持ってもらえそうなアイアンだと思います。今後のPINGに期待です!
コメント (1)
Toshi-san 先程Twitterの画面のAnswerアイアンの写真をこちらのプロ、クラブフィッターに見せてきました。「唸っていました」フィッター曰く、ブリジストンのアイアンに似ていると言っていました。Lodge(男性専用のクラブハウス)で、ポールターとケーシーの最終戦を見ていると、そばをToshi-sanの大好きなDevis Loveがやって来て、ロッカーから何か持ち出して帰りました。今度サインをもらっておきます。
Answerは米国では何時頃になるのでしょうか、楽しみです。
投稿者: Tomo | 2010年02月22日 04:24
日時: 2010年02月22日 04:24