自分の場合、ずっと以前からドライバーのシャフト重量より重めの重量のシャフトをスプーンに入れています。
重量だけではなく、スプーンはチップカットをしています。はたしてこれが万人に当てはまることなのか?最近フィッティングをしていてわかったことをちょっとレポートします。
今のセッティングは
1W : YONEX NANO V NEXTAGE TYPE 430 / GRAPHITE DESIGN TourAD DI-7x(0.25 Inch TC)
3W : FOURTEEN SF-206 / GRAPHITE DESIGN DI-8x(0.5 Inch TC)
今回のスプーンはロフトが少なめと言うこともあり、シャフトの助けも必要だと思い、チップカットは半インチと控えめにしておきました。動きの大きいシャフトの場合1インチカットする場合もあります(TourAD EVや、TourAD QUATTROTECHの時)。
自分の場合スプーンがドライバーと同じ重量のシャフトだと、どうもトップするような気がします。とっぷする原因は総重量が軽いことによると思っていて、元々手首がインパクトで伸びてヘッドがフラット気味にあたってしまう癖があるスイングのため、ボールはつかまらずスライス回転で弾道も低くなってしまいます。
これが重めのシャフトにするとなぜか安心感があり、手も浮かず適正なライ角でボールをとらえることができます。
チップカットをする理由は、賛否両論かと思います。基本的にチップカットするとシャフトの振動数は高く出るようになります。振動数を見てそうしているわけではありませんが、ドライバーより重いヘッド重量の物を同じように組んでしまうと、長さが短くなっただけでシャフトの硬さがアップするような気がしないので、おまじない的にチップカットをしています。
少しシャフトの力を借りたい時は0.5インチ、ドライバーの硬さで同じ感じで使いたい時は1インチチップカットしています。
最近「ACTEK GOLF」で何人かのフィッティングをしてみると、やはり地面にあるボールを打つ時に手が浮く人は多いように思います。少し重めのシャフトを打って頂くか、総重量をアップしてみるとしっかりボールをとらえられるようになります。
全ての人に当てはまるかどうかわかりませんが、手が浮いてしまったり、トップのミスが多い人は試してみる価値がありそうです。