ここ数年はいくら調子が良くても、「こんなにいつもうまくいくはずがない」とか、「いつかは痛い目にあう時が来る」と思いながらラウンドしていました。
自分に期待しすぎない、自分への期待がプレッシャーにならないゴルフをしてきました。ここのところ「どんな状況でも80を打たないゴルフ」を目標にやってきましたが、しばらくはその通り全てがうまくいっていました。
その時はこんな朝からスタートしました.....。家を4:30に出発して.....。
スタートは7:14。まだちょっと肌寒い中のスタート。関東アマの一次予選も月曜日に終わり、それから一切練習もせずこの日を迎えました。土曜日は風もあったのと、少し疲れがあったので、早めに出てコースでの練習をしっかりすればと思い行きませんでした。
スタートホールはいきなり右に吹かし、バンカー。バンカーではダフって左の斜面へ行き、3オン2パットの素ボギ。次のホールは前のホールで振り切れなかった分、しっかり左に振っていこうと思ったのですが、ヒール引っかけのOBで素ダボ。
こんな感じでその後もリズムをつかめずダボ2回を打ち44回。どうしようもないゴルフでした。下が前日の雨と雪でぬかるんでいたとはいえ、言い訳のできる状況ではありませんでした。ミスはほとんどがダフリとひっかけ。ボールとうまくコンタクトできないイライラの積もるゴルフでした。
後半も最初のホールでボギースタート。2番ホールはティショットをスプーンで打ったにもかかわらず、思いっきりダフリ天プラで、セカンドもスプーンで打つほど.....。ここでも素ダボ。その後なんとかパーを続けたものの、今度は3パットのダボ。リズムを取り戻せそうな時にボギーや、ダボが出てしまう状況は続きました。
今年のこれまでのラウンドは、ここはパーが欲しいなとか、悪い流れを断ち切りたいなと思った時に良いパーがとれたりしていました。この日はそれが悪い方に行ってしまう。こうなるともうどうしようもない状況になってしまいます。
結局後半も43回で、今年のワーストスコアの87回も打ってしまいました。少しへこみましたが、そろそろと覚悟していたのと、クラブ対抗までまだ時間がある状況だったので、この時期で良かったと思うようにします。
ラウンド後はもちろんこれまでの練習不足を解消すべく、久しぶりにコースの練習場で練習。昨年の同じ頃と同様悪い動きがまた出てきてしまっていたようです。
誰に言われたのか忘れてしまいましたが、この言葉に弱いようです。
「ずいぶんインサイドに引くね～」
この言葉を小耳に挟むと、テークバックを後ろに長く引くようにしたり、もう少しアップライトにクラブを上げようと思ったりしてしまい、結果カットの軌道になってボールが全てつかまらないようになってしまいます。
練習ボールが無くなる頃コースのプロに
「ずいぶんカットに入ってますよ」
という言葉で目が覚め、調子の良かった頃にやっていたと思われる少しインサイドに引いてしっかりインサイドからボールを打つ意識を強く持つようにしました。これでボールはある程度つかまるようになってきました。
帰宅後また練習場に行き練習。そこでは少し短いクラブで練習。ドロー回転になるようにイメージを作り、徐々に長いクラブに。3番アイアンまでつかまったボールを打てるようになりました。
最近体が動くようになって、体重が減った弊害を感じるようになってきました。体重があった頃のずっしり構える感じがなく、体が軽い感じはすごく感じるようになってきました。
新しい生活リズムになり少し疲労もたまっていたこともありますが、久しぶりにクラブが重いと感じました。この日だけと信じたいと思いますが、この体重を維持する限り、もしかしたらクラブが重いのかもしれません。
帰宅後の練習では温存してあったGRAPHITE DESIGNのTourAD AD115を入れたFOURTEEN TC-1000 FORGEDを使ったのですが、嘘のように良いインパクトをむかえられるし、ボールがよくつかまりました。ほんの10gくらいの重量差と、シャフトが仕事をしてくれるのがこんなに楽かと思うほどでした。
少し体調を万全にして、もう一度今のクラブ(FOURTEEN TC-910 FORGED w/SYB K's-4001 T120 SX)と打ち比べてみたいと思います。そうするとドライバーのシャフトとかバランスも少し考えた方が良いかもしれません。
一時の気の迷いかもしれませんが、間違った選択をしないように慎重に考えたいと思います。
