最近ウェッジの話題が多いですが、少しずつ打ち方がつかめてきたのと、結果もそれなりに出てきたので、色々な種類のウェッジを試しています。
今回はFOURTEEN(フォーティーン)のMT28 J.SPEC III。J.SPECシリーズはMT28シリーズの中でも操作が易しいウェッジというイメージでした。実際に打ってみると.....
バックフェース側の見え方はこんな感じです。
少し角度を変えると、最近のFOURTEEN独特のフェース面の厚みの差(逆テーパーブレード)が見てわかると思います。またセンター付近のくぼみはその部分の重量をヘッドの上の方に配分し、以下のような効果を望めるとのことです。
「ラフやバンカーなどの強い抵抗にもクラブヘッドのブレが抑えられ、インパクト時の力を逃がさずボールに伝えます。スピン性能を高めるとともに、フェースの向き、ロフトが安定し、多少噛み気味のショットでも安定したアプローチを発揮します」
最近ずいぶんアプローチでのヘッドの入りは良くなってきたのですが、たまにトップが出たりすることはあります。これまでのウェッジ遍歴を考えてみると、ずいぶん出っ歯のウェッジを使い続けていますね。
J'sのウェッジを使った時期もありましたが、USPGA TOURかぶれになった時期からは、Cleveland TA588をずいぶん長く使っていました。その後はVOKEYを使っていたのですが、FOURTEENのウェッジに出会ってからはMT28を使っていました。その後GrindStudioのウェッジを使い、最近ではまたFOURTEEN MT28V5を使っていました。
見てみるとほとんどがアメリカンウェッジと言われる出っ歯のウェッジです。グースがあるアイアンを使っている時も何も考えず、日本の芝には合わないと言われながらも使っていたのが出っ歯のウェッジです。
今回のMT28 J.SPEC IIIは少しオフセットのあるウェッジです。上の写真だと少しわかりにくいかもしれませんね。FOURTEENのアイアンは、TC-1000 FORUGEDもTC-910 FORGEDも少しオフセットがあります。本当にストレートネックが好きな人は「これはグースがあるね」というくらいの軽いオフセットがあります。
その流れから考えると今回のJ.SPEC IIIの微妙なオフセットはつながりが良いような気がしますね。
実際にマットの上でアプローチしてみると、少しオフセットがついたことでなんだかボールをとらえやすくなったような気がします。鋭角に上からヘッドを入れる打ち方は出っ歯の方がやりやすいような気がしますが、ミスヒットは軽いオフセットのおかげで少なくなりそうな感じです。
ライの良い場所ではきっとそのイメージで打てると思いますが、ラフなどではどうなんでしょうね?またバンカーではオフセットはどう影響するのか?年末年始のゴルフで試す機会があったら試してみようと思います。
FOURTEEN MT28 J.SPEC IIIに関する詳しい情報は
http://www.fourteen.co.jp/product/detail.shtml?P=64