今エースで使用しているEPON AF-102ですが、フェースアングルやロフトを指定できるのはご存じの方も多いと思います。もちろん自分もそれを指定してヘッドを購入しました。
指定したのはフェースアングル±0度、ロフトは9.5度のヘッドで10.0度のリアルロフトです。
ですが想像していたとおり若干の違和感が.....それをちょっと修正してみましたのでレポートします。
何が予想通りだったかというと、そのフェースの向きです。もともとボールがつかまらないことが一番の悩みだったので、見え方だけにこだわってつかまりにくいヘッドを選ぶのは正しくないと思ってそうしたわけです。
フェースアングル±0度はヘッド個体としてのフェースアングルは0度なのですが、シャフトがついて自分の体の左サイドにクラブを置いて見ると、0度は若干かぶって見えます。
もちろん人によってはまったく気にならない人もいるのですが、自分はかなり気になってしまいます。その原因はいくつかありますが、最も多いのは利き目が右目の人が見るとかぶって見えると言うことです。
自分の利き目も右。そしてそのクラブがかぶっているかかぶっていないかを判断する場所が、ちょっと変わっているようです。
色々試してみたのですが、気になる部分がおぼろげにわかったのでそれをなんとか修正してみようと色々やってみました。その方法はこうです.....。
AF-102は若干バルジがあるためトウ側の塗装は一番上の写真の通り逃げているのですが、そこだけではなくヒール側の塗装も目に入っているようでした。
ヒール側の塗装のくぼみ部分がトウ側のくぼみよりも大きく見えるとよりかぶって見えてしまうようでした。と言うことで上の写真の通り、ヒール側の塗装がない部分を少し塗ってみようと思いマジックで塗ってみました。
これが塗り終わった感じです。ちょっと色味が違いますが、その辺はテスト的なので良いことにして.....
マスキングを剥がすとこんな感じです。ちょっと直線的すぎましたね。と言うことでこの後はフリーハンドで修正をしました。
少しラウンドをつけてなだらかにするようにしました。塗装の始まりも少しセンター寄りから始まるようにしました。構えて上から見た感じは一番上の画像になります。一番上の画像は塗装後の物です。これならかぶってないと思った人も多いかと思います。ヒール側に若干薄目に黒く見えている部分が塗った部分になります。
この状態でアドレスしてみるとあら不思議.....。かぶっているのがかなり気にならなくなりました。完全にと言うわけではありませんが、かなりこれは精神的によい結果を生み出しそうです。
左に行きそうだと思いながら振ることは思い切り左に振っていけませんし、実際に左に行ってしまう結果にもつながってしまいます。ですので、実際はつかまる感じのヘッドをつかまりすぎないように見せれば、しっかり振っていくことができます。
じゃ、フェースアングルがオープンの物を選べば良いのではないかという人もいるかと思いますが、それとは意味合いが違います。フェースアングルがオープンの物は物理的に右を向いているので、ボールがつかまらない人が絶対に使ってはいけないヘッドです。
この辺の兼ね合いが本当に難しいんです.....。塗る場所や、塗り方によってずいぶん見え方を変えることができます。ちょっと構えづらいなと感じている人は色々やってみて下さい。意外な発見があるかもしれませんよ.....。