先日Titleist 910D2 w/TourAD EV-7xを44.75インチにしたドライバーをラウンドで使ってきました。
今回はその使い心地についてレポートします。
今回短くした狙いは、ミート率のアップによる平均飛距離のアップと、コントロール性のアップです。ヘッドは一応9.5度と、8.5度を使ってみたのですが、まずは安定感がある9.5度のヘッドを使ったレポートを今回はします。
まず持ってみた感じですが、910D2は投影面積が大きいので、かなりヘッドが近くに見えて体感的にかなり短く感じます。ほんの1cmちょっと(正確には1.27cm)ですが、ずいぶん体感的には短くなった気がします。
ACTEK GOLFのAccuVectorで計測した感じではやはり5 Yardくらい飛距離は落ちた感じが最初のうちはしたのですが、徐々に慣れるうちにミート率も上がってきて、パフォーマンスも上がってきました。
飛距離的には当たった時で275 Yard前後、当たらなかった時でも265 Yard前後は飛んでくれそうです。これが、44.25インチの時には275 Yardと言う数字が出る確率は結構少なくて、その確率が上がったような気がしました。
で、実際にラウンドで使ってみると...
やはり確率は高かったですね。つかまえられる確率が増えるので、弾道も自分のイメージよりも上がってしまうことはかなり減りました。
とにかく上手くヘッドの動きをコントロールできているという感じです。バランスも重すぎないのが良かったのかもしれませんね。こうなると俄然44.5インチにも興味が出てきました(笑)。
長さについて冷静に考えてみると、海外のプロが45インチを使っているということは...
45 Inch : 185cm = X Inch : 170cm
185X = 170 x 45
185X = 7650
X = 41.35 Inch
えっ?41.35インチ.....?7Wみたいな長さです。7Wの長さでドライバーが操れたらミート率は相当上がるでしょうね。
割合で考えるとこうなっちゃいますが、クラブにはライ角という物がありますからライ角を合わせれば長さを同じにして使うこともできるはずです。ですが、それにしても185cmもある身長の人と同じ長さを振って上手くクラブをコントロールすることができるはず無いですね...。
最近日本のプロも45インチ以下で使っている人が結構いますね。
ヘッド重量をウェイト交換で調整できるクラブだったら44.5インチのクラブも簡単に作れますね。ウェイト交換ができるドライバーは...
TaylorMade R11 とか Titleist 910D とかがありますが、地クラブ的なドライバーでもウェイト交換に対応している物があります。例えば AKIRA PROTOTYPE H109 とか、CRAZY CRZ-450 もウェイト交換ができるようです。