10ラウンド以上使い続けてきた表題の GrindStudio 「CRESCENTBACK」 Wedge ですが、だんだん慣れてきてその使い方もだいぶわかってきたのでレポートします。
これまでのウェッジとの違いは、色々な部分で出てきています。
大きく使い心地が違うのは飛距離と、バンカーでの意識の持ち方です。
まず飛距離に関しては、これまで52度が110 Yard、58度が90 Yardくらいだったのですが、これがロフトが若干変わったのもあるとは思いますが、両方とも飛距離が伸びています。
Loft |
52 → 51.5 deg. |
58 → 58.5 deg. |
Distance |
110 Y → 125 Y |
90 Y → 100 Y |
こんな感じで飛距離が伸びています。52度が51.5度になって飛距離が伸びるのはわかるのですが、その伸び方が0.5度で15 Yardっていうのはちょっと飛びすぎな感じですね。
そしてわからないのが58.5度の方。ロフトが0.5度寝たにもかかわらず飛距離が10 Yardアップしています。
最初はこの飛距離差でずいぶん苦労しましたが、最近ではコントロールできるようになってきました。低い球も打ちやすいので、そのうち方とも合わせて飛距離をコントロールしています。スピンコントロールも同じ調整方法でしています。
Grind Studioの都丸さんに話を聞くと、ヘッドが小さくてヘッド自体に力があるからだろうと言うことでした。マッスルバックのアイアンもヘッドが小さくて力が伝わりやすいので飛距離がアップするという話を聞いたことがあります。
そして飛距離の次にこれまでのウェッジとイメージが違うのがバンカーでの使い心地です。これまでは砂を多めに取るバンカーショットだったのですが、バウンスが多めの設定(16度くらい)だからなのか、飛距離が出る原因と同じ理由なのかわからないのですが、感覚的には今までの1/3くらいの力で同じ距離を使えるイメージです。そしてすごくスピンが入ります。
おかげで最近はちょっとバンカーが上手くなったような気がしています(笑)。
楽天市場ではルール不適合ウェッジもまだまだ売っています。2013年いっぱい使えますのでやはりスピンはきく物を使いたいですよね...。今のうちに買っておかないと無くなってしまいますよ(笑)。
自分もできることなら2013年の春までは旧溝のウェッジを使いたいと思っているところです。
Grind Studioのウェッジに関する詳しい情報は...
http://www.grindstudio.com/
最近また今回のクレセントバックウェッジの作品集が追加されました。是非ご覧下さい。