いまやエースドライバーの座を奪ったTitleist 910D2ですが、ヘッドも8.5度、9.5度と使ってみて、最終的には9.5度を使うことをほぼ決心しました。
現在の状態でどんなスペックになっているのか興味があったので計測してみました。
意外な事実がいくつか発覚しました.....。それはどんなことかというと.....。
今回は使うポジションをB2またはC2のアップライトベースのポジションで使うことを決めたので、このポジションでのスペックを計測しました。
Head |
Position |
Lie Angle |
Face Angle |
Real Loft |
9.5度 |
B2 |
58.0度 |
-0.5度 |
10.8度 |
C2 |
57.0度 |
-0.5度 |
10.5度 |
|
8.5度 |
C2 |
58.3度 |
-1.0度 |
9.0度 |
ご覧の通りの結果になりました。
ライ角はアップライトだと思っていたのですがデータ的にはそれほどアップライトという感じではありませんね。計測の方法にもよるのですが、今回の3つは同じ基準で計測していますので比較はできると思います。
今後使おうと思っている9.5度のヘッドはどちらのポジションでも10.5度以上あります。ですが、8.5度のヘッドでは9.0度とちょっと厳しめになっています。やはりリアルロフトで9度はボールを簡単に上げられる感じではありません。これでちょっと諦めもついた感じです。
フェースアングルはどのデータもマイナスになっていますので、オープンフェースになっています。このせいもあってアップライトにしてもそれほどかぶった感じがしないんですね。
このデータを見るとつかまりが良いシャフトを選んで少し引っかけが気になる時は、「C2」 がベストポジションになるかもしれません。
シャフトに対する要求としては、叩いても左に行かない物が良いですね。そんなシャフトがあるはずはないのですが...。その辺はこのヘッドスペックの調整で、ライ角を少しフラットにしたり、フェースアングルをオープンにすれば多少の調整ができそうです。
そう言う意味ではこのTitleist 910Dシリーズや、TaylorMade R11 は楽しいヘッドですね。ウェイト交換もできるのでとっても便利です。
打感で選ぶならTitleist 910Dシリーズですね。それにヘッドが小さい910D3もあるので、選択肢はたくさんあります。ですが、シャフトをいくつも試そうと思うとスリーブを手に入れなければならないのですが、910Dシリーズ用の方がTaylorMadeのスリーブよりも高いです...。