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0805

Titleist 910 Precision Weight って... Vol.2

今回は前回のレポートの続きで、910 Precision Weightネタです。

wt-21.jpg

シャフトの長さを変えて3種類のウェイトを入れ替えてみて9通りの総重量、バランス、振動数のデータを計測してみました。

使ったシャフトは3種類で以下の物です。

GRAPHITE DESIGN TourAD EV-7x(0.5インチチップカット) 44.75インチ(Shaft End) TVラバー
GRAPHITE DESIGN TourAD DJ-6x 45インチ(Shaft End) TVラバー
SYB mm807x 45インチ(Shaft End) TVラバー
UST Mamiya ATTAS 3 7x 45インチ(Shaft End) TVラバー

 
Length
5.2g
6g
9g
SYB mm807x
45.0"
328.8g
D3.75
287cpm
329.7g
D4.3
287cpm
332.7g
D6.2
284cpm
TourAD DJ-6x
45.5"

320.1g
D5.5
270cpm

321.0g
D6.1
270cpm
324g
D8.1
268cpm
TourAD EV-7x
44.75"
325.6g
D0.3
289cpm
326.5g
D0.8
288cpm
329.5g
D2.7
285cpm
ATTAS 3 7x
45.0"
327g
D3.3
278cpm
327.9g
D3.8
277cpm
330.9g
D5.7
276cpm

上の通りの結果となりました。振動数はどのパターンをみても同じような挙動になりますね。1g程度の変化では振動数は影響されないということ。バランスが上がれば振動数が小さくなると言うことは間違いありません。

また長さのバランスに与える影響はかなり大きいですね。44.75のEV-7xと、45.5のDJ-6xを比較すると、その違いは顕著です。45インチと0.25インチしか変わらないEV-7xはシャフトバランスが出にくいシャフトなのかもしれません。45.5インチのDJ-6xはやはりバランスが相当出ますね。5.2gでも重すぎて、3gのウェイトが必要かもしれません。

振動数はやはり半インチも長くすると、かなり低めに出ますね。こういう理由から同じ程度の硬さを得るなら普段より1フレックス硬めにした方がよいと言うことになると思われます。

これ以外にも面白い数値が色々出ていますので、みなさんなりに分析してみて下さい。

なんだか8.5度のヘッドを諦めた今、今度は910D3が気になっている今日この頃です...。せっかく簡単なヘッドにしたのにまた難しい方に戻ってしまいそうで怖い...(笑)。

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