今回は前回のレポートの続きで、910 Precision Weightネタです。
シャフトの長さを変えて3種類のウェイトを入れ替えてみて9通りの総重量、バランス、振動数のデータを計測してみました。
使ったシャフトは3種類で以下の物です。
GRAPHITE DESIGN TourAD EV-7x(0.5インチチップカット) 44.75インチ(Shaft End) TVラバー
GRAPHITE DESIGN TourAD DJ-6x 45インチ(Shaft End) TVラバー
SYB mm807x 45インチ(Shaft End) TVラバー
UST Mamiya ATTAS 3 7x 45インチ(Shaft End) TVラバー
Length |
5.2g
|
6g |
9g |
|
SYB mm807x |
45.0" |
328.8g D3.75 287cpm |
329.7g D4.3 287cpm |
332.7g D6.2 284cpm |
TourAD DJ-6x |
45.5" |
320.1g |
321.0g D6.1 270cpm |
324g D8.1 268cpm |
TourAD EV-7x |
44.75" |
325.6g D0.3 289cpm |
326.5g D0.8 288cpm |
329.5g D2.7 285cpm |
ATTAS 3 7x |
45.0" |
327g D3.3 278cpm |
327.9g D3.8 277cpm |
330.9g D5.7 276cpm |
上の通りの結果となりました。振動数はどのパターンをみても同じような挙動になりますね。1g程度の変化では振動数は影響されないということ。バランスが上がれば振動数が小さくなると言うことは間違いありません。
また長さのバランスに与える影響はかなり大きいですね。44.75のEV-7xと、45.5のDJ-6xを比較すると、その違いは顕著です。45インチと0.25インチしか変わらないEV-7xはシャフトバランスが出にくいシャフトなのかもしれません。45.5インチのDJ-6xはやはりバランスが相当出ますね。5.2gでも重すぎて、3gのウェイトが必要かもしれません。
振動数はやはり半インチも長くすると、かなり低めに出ますね。こういう理由から同じ程度の硬さを得るなら普段より1フレックス硬めにした方がよいと言うことになると思われます。
これ以外にも面白い数値が色々出ていますので、みなさんなりに分析してみて下さい。
なんだか8.5度のヘッドを諦めた今、今度は910D3が気になっている今日この頃です...。せっかく簡単なヘッドにしたのにまた難しい方に戻ってしまいそうで怖い...(笑)。
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