前回の続きです。今回はまたもやminibonさんにお願いしてヘッドスペックを計測してもらいました。
なぜ前回のスペックが納得いかなかったかというと910D2、910D3共にカタログ上のライ角は58.5度。「C-2」ポジションではライ角が0.75度アップライトになるはず。ですが前回の計測データではその数値にならなかったですね。
ということで、今回はカタログスペック通り、58.5度+0.75度で59.25度を固定の数値としてスペックを計測し直してみました。その結果は...
Lie Angle |
Face Angle |
Real Loft |
|
910D2 9.5 deg. |
59.25 |
-1.0 |
9.75 deg. |
910D3 9.5 deg. |
59.25 |
-1.5 |
9.5 deg. |
計測結果は以上の通りとなりました。
ご覧の通り910D2では、フェースアングル1度オープン、リアルロフトは9.75度になりました。C-2ポジションではロフトが-0.75度になるはずなので、ちょっとつじつまが合わない部分がありますが、元々のロフトが10.5度だったのかもしれませんね。
910D3では、フェースアングルは1.5度オープン、ロフトは変化無しの9.5度でした。ということは58.5度のライ角ではロフトが10.25度だったと言うことでしょうか...。
ヘッド形状のせいか、やはり910D2の方がロフトが寝ているように見えます。上の数値以上にそう見えます。
スタジオで少しだけ打ったのですが、同じシャフト同じボール同じポジションで比較して、やはり910D3の方がスピン量が少ないですね。スピン量が少なければもし910D3にするのであれば10.5度のヘッドでも良いのかもしれません。
これから先のお楽しみはまた試合が終わって落ち着いてからにします。実は他にも楽しみが....(笑)。
話は変わって、最近パッティングストロークのイメージを作りやすい練習グッズを色々物色しています。主には楽天市場の練習器の中のパター関連を見ているのですが、結構面白い物が出ています。
その一つが「ジャスタス」と言う練習器。これは面白そうですね。実際に体験してみたい物のひとつです。それからもう一つは以前紹介したYONEXの「REAL PLANE(リアルプレーン)」という練習器。これは実際に試しましたが、なかなか良さそうです。近々ACTEK GOLFのスタジオにも入る予定です。
それととてもシンプルな練習器具ですが、EYELINE GOLFの「LEARNING CURVE」と言うのも面白そうですね。「PUTTING ARC MSIII」と同じような物ですが、トウ側を意識して練習をできるのがどんな感覚なのか試してみたいところです。