先日某雑誌の取材で表題のODYSSEY 「WHITE DAMASCUS #9」 を打つ機会があったので試打インプレッションを...。
これまでもゴルフショップのパッティンググリーンでシュリンクがついたままで打ったことは何度もあるのですが、今回は自分のボールも含めて色々なボールで打ってみました。
ダマスカス鋼を使ったパターは、古いところではTAD MOOREのPRO 1がありますね。その当時はそれほど高い物ではありませんでした。今回のODYSSEYのWHITE DAMASCUSもそれほど高いパターではありません。
なぜ高くないのか？実はこのパターダマスカス鋼を使っているのはインサートだけです。最初の画像の模様は入れられた物です。なんだかちょっと残念な感じでしたが、フルダマスカスだと相当高くなるんでしょうね。以前ODYSSEYから限定で出た物は、20万くらいで売られていたことがありましたね。
模様が綺麗な気がしますが、ちょっと平面精度はどうなのかな？とか、硬さの違いはないのかななどと余計な心配をしてしまいます。
WHITE DAMASCUSには4種類のヘッド形状がありますが、今回試打したのはWHITE DAMASCUSの#9。大流行中のヘッド形状です。
ボディの素材は軟鉄のミルド加工。これにダマスカス鋼のインサートを組み合わせています。ダマスカス鋼のインサートの奥にはウレタン製のインサートも重ねられています。
打感の柔らかさをちょっと期待したのですが、柔らかめのボールではそこそこ柔らかい感触が味わえるのですが、硬いボールだとちょっと音が気になる感じになります。BLACK SERIES TOUR DESIGNSの方が柔らかい感触なのは間違いないですね。BLACK SERIES TOUR DESIGNSはフェース面のミーリングが少し深めになっているので、その分の柔らかさもあるかもしれませんね。
かなり高級感があってそれなりの金額ですが、しっかり打った感触が手に伝わって、音の情報も欲しい人には良いかも知れませんね。パッティングの距離感は音に関する部分を語る人が多いです。柔らかすぎる物だと距離感が出にくいと言う人もいます。自分はあまり気にしていないと思うのですが、やはり高い音がするとボールを運べる感覚はずいぶん少なくなるような気がします。ま、好みの問題ですが...。
ODYSSEY WHITE DAMASCUSに関する詳しい情報は...
http://www.odysseygolf.jp/putter/white_damascus/index.html
ODYSSEY WHITE DAMASCUSシリーズは楽天市場でも購入可能です。しかしオデッセイのパターのラインナップはものすごい量ですよね。ある程度中心になるモデルは決まっていて、ボディ素材の違いや、インサートの違いなどで相当な数になっています。インサートがないモデルも投入して、やはりScotty Cameronのパターの市場に食い込む考えなのでしょうかね？
