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0207

PRGR 「egg SPOON」 を打ってみて

PRGRの 「egg SPOON」 を打つ機会があったのでレポートします。

「egg(エッグ)」 と言うと初代のイメージが強くて、どうも打球音が良くないと言うイメージがありましたが、今の 「egg」 は全然そんなことありませんでした。

egg-1.jpg

見かけはやっぱり独特ですが、実際に打ってみると...

「egg FW」 のイメージは "大型ヘッド""シャローフェース""上がりやすい""易しい" といったところで、多分みなさんとあまり変わらないと思います。

これが構えた時の景色です。

egg-2.jpg

前モデルはもう少し普通っぽい形状だったのですが、大きいヘッドというのはそのままでずいぶんイメージが変わりました。

egg-3.jpg

真上からだとこの変わった形状がわからないと思いますので、上のアングルで写真を撮ってみました。すごいくぼみですよね。以前Cleveland GolfにHiBOREと言うドライバーがありましたが、あの理論と同じ考えなんでしょうね。

クラウン部にフレームがないって言うことは、その分重さが上にないので重心が下にできると言うことなんでしょうね。この見かけの問題をある程度解決したのが、クラウンにカーボンを使うという手法です。カーボンは軽量なので、見かけは普通にできる上にクラウン部のたわみもロフトが出る方向になるため、ボールが上がりやすいという物でした。

PINGのRapture、PRGRのTR Duo、YONEXの初代NEXTAGE、CallawayのFTシリーズなどがその代表例です。PRGR 「egg FW」 はクラウン部のカバーさえなくしてしまった形状で、それ故こんな変わった形状になっています。ですが実に理にかなっていて、フェアウェイウッドでボールが上げられない人にとってはずいぶん恩恵があったはずです。

egg-4.jpg

上がりやすさをさらに強くしたのがこのシャローフェースです。ずいぶん薄いですよね。ボールが浮いていたりするとちょっと心配ですが、多少手前からでもヘッドは滑ってくれそうですし、ボールも楽に浮かせていけそうです。

で、肝心な打った感想ですが、まず前モデルと比較して実に普通の打音になりました。まったく初代 「egg」 のイメージはありませんね。そしてボールの上がりやすさですがこれは間違いなくあがります。今回打ったのは15度だったのですが、通常のヘッドの15度よりやはり打ち出し角が若干高くなります。リアルロフトも違うのかもしれませんが、ボールが上がっていく感じははっきり感じますね。

かといってボールが吹け上がる感じもなく、力強い弾道で飛んでいってくれます。飛距離も十分な感じです。「egg SPOON」 には13度もありますが、この感じだと13度でも普通の15度くらいに上がっていきそうなイメージです。

ただ易しさを求めて使うクラブで、わざわざ易しいからといって厳しい物を選ぶのもどうかと思うので、もし使うならやはり15度を試してみたいですね。シャフトもそれほど厳しい物にせずに、楽に打てる物を使ってみようと思っています。

PRGR 「egg FW」 は楽天市場でも購入できます。新品でも30,450円で売っているんですね。意外と安いのにびっくりです。

さっきの話の中で出てきたHiBOREはこんなクラブです。似てるでしょ?

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