先日お客さんの TaylorMade Rocketballz Driver のリシャフトをした際に新しいFCTカートリッジを見たので、これまでの物との違いをレポートします。
これが Rocketballz Driver のFCTカートリッジです。色がグリーンになりましたね。
色以外にこれまでのものとどこが違うかというと...
TaylorMade の FCTカートリッジは、FCTカートリッジが採用になった R9 シリーズから若干のマイナーチェンジがあったものの、形状は変わっていませんので、R9でもR11でもRocketballzでも共通のシャフトが使えます。
これは TaylorMade ファンには大きなメリットですね。
上の画像の通り、これまで動く角度が±1度だったのが、±1.5度になりました。そして色が赤からグリーンになりましたね。このカートリッジの素材はアルミニウムなので、アルマイト処理で様々な色にすることが可能ですね。
上の画像はCobraのカートリッジです。これは完全にアルミニウムだとわかる色ですね。Titleistの910シリーズのカートリッジもボディの部分はアルミニウム素材になっています。やはりヘッドの重心距離に影響を与えないために軽量でそこそこ強度もある素材を使っているんでしょうね。
最近ではこのTaylorMadeのFCTカートリッジもずいぶん安く買えるようになりました。以前は偽物が見分けやすかったのですが、最近では造りも巧妙でなかなか見分けがつきにくいですね。以前の偽物はアルマイトのカラーがシャフトが入る部分の内部までつけられていました。本物はアルミニウムの素材そのものの色になっています。
お客さんが持ち込んだ物で怪しい物を計測したことがありますが、やはり本物のように角度が変わらない物があったり、粗悪な物だと、穴が真っ直ぐにあいている物もありました。
FCTカートリッジには色々種類があります。R9用、R11用、R11s用、Rocketballz用などです。楽天市場では2,580円で売っていますね。ここの説明にも書かれていますが、全て共通で使えるので、カバーが一回ごとにダメになってしまうR11以降の物よりはR9用の方が使い勝手が良さそうですね。プロ用ではこのR9用でも1.5度動く物がありましたが、市場には出まわっていませんね。
楽天市場ではFCTカートリッジがあらかじめ装着されたシャフトがかなり大量に出品されていますね。こういった物を買う場合、長さの指定ってどうするんですかね?心配な人はなるべく長めに注文するのが良いかもしれません。