長尺パターのシャフトの極太化の記事を見ていただいた方が、ACTEK GOLFに来ていただきました。その方のシャフト交換の際に Scotty Cameron の珍しいヘッドを見せていただき、撮影の許可もいただいたのでレポートさせていただきます。
今回見せていただいたのでは、あの Adam Scott が使っている KOMBI S の長尺仕様です。
どの辺が市販の KOMBI S と違っていたかというと...
まず大きく違うのは、ヒールシャフトしかない KOMBI S のヒールに穴はなく、センターに溶接でネックが着けられています。この溶接の感じがたまりませんね...。
そしてソールプレートもずいぶん違います。サークルTが刻印され、プレート後方にはロングを意味する 「LNG」 が入れられています。多分外してみるとウェイトが入っていたりするのでしょうね。
そして何より市販品と違うのはトウとヒールにあるはずの彫られた穴がなく平らになっています。これだけ重量が増えていればさぞかし重いヘッドになっているのでしょうね。
そしてKOMBI Sのヘッド素材は303ステンレス。ディープミルド加工がされていて、打感がかなり良くなっています。そして3ドットの一番左にもサークルTの刻印が入れられています。
そしてトウ側の3ドットにもサークルTが入れられています。いいですね~...。
今回シャフトを極太に変えてかなり当たり負けしない硬さになりました。そうそう、今回のKOMBI Sのヘッド重量は510gオーバーでした。これだけ重いヘッドだとやはりペナペナシャフトだとだめですよね...。
久しぶりに楽天市場のTitleistのパターの売場を見てみました。高い順に並べてみると上位に表示されているパターはそれほど入れ替わっていませんね。そんな中おもしろいパターがないか探しているとこんなパターがありました。2012 California Moterey Black Finish と言うパターです。このパター石川遼プロが使っている仕上げと同じですね。石川遼プロのものは緑のドットになっています。そして今回紹介した TOUR DEEP MILLED KOMBI S LONG も出品されていました。今回紹介したものと少し違うのはネックが溶接になっていないですね。こんなバージョンもあるんですね。どちらのパターも Number 7 というショップのもので、ここのものは結構入れ替わっています。たまにチェックした方が良さそうですね。時間があったらのぞいてみてください。