ずいぶん前に打ってみる機会があって、レポートをしようしようと思っていてなかなかできなかった FOURTEEN のウェッジの "D-030" ですが、やっとレポートできます。
このウェッジきっと "易しい" とか "簡単" とかアプローチが苦手な人に優しいウェッジという印象がありますが、いやいや打ってみるとこれは使ってみたいな...と思うようなウェッジでした。
どんな印象だったかというと...
このウェッジの特徴は、やはりソールの厚さとバウンスになると思います。
ソールの厚さは上の画像を見ていただくとわかるようにかなりの幅があります。ソールの面積が大きいとバウンスがあるのと同じような効果があると言われているので、この幅広いソールをうまく使うとヘッドが滑ってくれてアプローチがうまく行くと言うことにつながると思います。
そしてもう一つの特徴のバウンスですが、これが超ロウバウンス設計になっています。一番ロフトが立っている51度のRwがバウンス0度、バンカー専用と言っている56度のSwがバウンス3度、ロブウェッジの61度のHwが4度というロウバウンスです。
これだけのロウバウンスなので、ソールがはねてしまうことも無く滑っていってくれますね。Swはバンカー専用となっていますが、これがなかなかアプローチもしやすい感じでした。ロウバウンスなので当然ハンドファーストにしすぎるとダメなのですが、地面と垂直にアドレスしてパターのように打つと超簡単に打てます。
スピンが効いたアプローチは確かに打ちにくいかもしれませんが、ピッチエンドランは易しく打てますね。そして新たに追加になったHwはふわっと浮かせて打つアプローチが本当に簡単に打てます。
アプローチが苦手な方にはもちろん、アプローチをもっとシンプルに打ちたいと思っている人にとってもかなりお勧めのウェッジです。グースネックなのでちょっと違和感があるかもしれませんが、それ以外はバンカー専用とか、ロブショット専用と言うにはもったいないほどの機能を持っています。
FOURTEEN D-030 に関する詳しい情報は...
http://www.fourteen.co.jp/product/detail.shtml?P=134
FOURTEEN D-030 シリーズは楽天市場でも購入可能です。安いところでは税込・送料込みで14,700円で売っていますね。最近特に思うのですが、ちょっとグースがあるウェッジはやはり打ちやすく感じることが多々ありますね。先日もちょっと書いた MT-28 J.SPEC III は久しぶりに打ったらかなり打ちやすかったです。後継機種の J.SPEN IV も良いんでしょうね...。まだしっかり打ったことがありません...。