夏の終わり頃に何らかのコメントを数ヶ月以内に出すと言っていたUSGAですが、ついに先日USGAのHPにコメントが詳細に掲載されました。しばらく長尺パターを使っていたので、このあたりはかなり気になる部分です。
タイトルは 「ANCHORING THE CLUB—UNDERSTANDING RULE 14-1b」 という題名です。上の画像はそのコメントに関する PDFファイルの一部ですが、ご覧の通りどんな持ち方がOKで、どんな持ち方がダメかが図入りで説明されています。
で、どのような内容だったかというと...
PERMITTEDに書かれている持ち方は、クローグリップ、クロスハンド、支点を固定しない長尺、通常の持ち方の中尺など8種類の持ち方が図解されていました。
PROHIBITEDに書かれている持ち方は、グリップエンドを固定した中尺・長尺パター、そしてグリップエンドが離れていても、支点として固定するような形は認められないと言う物でした。
そしてこのルールは道具に関するものではなく、中尺・長尺パターは道具としては認められると言うことになるようです。以前言われていた 「パターは全てのクラブの中で一番短いものでなければならない」 という内容に関する物ではありませんでした。
とにかく今回のルールは中尺、長尺パターが禁止になると言うことではなく、パター自体はOKでその使い方を規制するという内容です。タイトルにあるように "Anchoring(アンカリング)" がダメということです。アンカリングとは、支点を固定すると言う行為で、長尺パターのグリップエンドを胸などにつけて固定してストロークすることや、中尺パターをお腹などに固定して打つことがダメだと言うことです。
そしてこのようは打ち方をした場合、2ストロークのペナルティ、マッチプレーではそのホールの負けになると言うところまで記載されていました。
そして大事なルール適用の時期ですが、2016年1月1日から適用になるようですね。まだ丸3年あるということになります。これまでのルール改正まで猶予期間があります。この間に市場はどんな動きをするんでしょうね?元々中尺・長尺パターはそれほど多く売られているものではないので、更にその数が減っていくのでしょうか?
それにしても脇をあけて(脇を締めずに)グリップを固定して、長尺パターを持ってストロークしてみましたが、とってもやりにくいですね。
詳しくは下記のUSGAが出しているPDF Fileをご覧下さい
http://www.usga.org/WorkArea/DownloadAsset.aspx?id=21474852195
ちょっとかたい話になってしまったので小ネタを一つ...
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