久しぶりのその後シリーズです。
先日 GRAPHITE DESIGN TourAD SF-9x にリシャフトした FOURTEEN UT-511 ですが、3ラウンドほど使ってきましたのでレポートします。
今回はもちろんショートウッド用のシャフトの SF シリーズをユーティリティに入れてどうだったか?と言う部分もありますが、出っ歯のユーティリティヘッドがどうなのか?という部分にもフォーカスをあててレポートします。
まず GRAPHITE DESIGN のショートウッド専用シャフトの SF-9x ですが、もちろんユーティリティのホーゼルの内径には合わないので、スペーサーで調整しながら入れたのですが、スペーサーも1枚で入れることができました。
チップカットをどうするか最後まで迷ったのですが、17度というロフトの5番ウッドの代わりだということと、長さが41インチと短い設定になりそうなので、チップカット無しで組み立てることにしました。
VDラバーの下巻きを厚めにして、41インチにして組み上がりのバランスはD2.5になりました。SF-9なので GRAPHITE DESIGN のドライバー用のシャフトで言うと90g台の上の重さになることになります。ショートウッド用のシャフトなので、カット前の長さが短く、カットしてもそれほど重量が減らないことが起因しています。
この SFシリーズ はユーティリティ用のシャフトとして採用しているメーカーもあり、実績もあるシャフトです。それと以前知り合いが打っていたのを借りて打ったときも印象が良かったので、良いイメージで打ち始めることができました。
組み上がって打つ前に構えてみたのですが、やはり慣れていないせいかちょっと出っ歯のヘッド形状は違和感がありました。どこが真っ直ぐだと思って構えればいいのかつかみづらく、なかなか思った方向に打ち出すことができなかったのですが、徐々に飛んでいく方向とイメージが合うようになり、違和感も消えていきました。
という状況の中コースで使ってみた感想は...
まずシャフトの感じですが、もう少し軽めでも良かったかな?と始めは思ったのですが、慣れてくると心地よい重さに感じるようになりました。SFはそんなに手元も硬すぎず、しなり戻りが速いシャフトです。ですので良いタイミングで当たるとボールもよく上がってくれます。このボールが上がるというのは出っ歯のせいもありそうですね。
出っ歯になっていると前にも言ったように、ヘッドの奥行きがないフェアウェイウッドのような形状になるため、これは自分には向かないかもしれないと思ったのですが、打ち慣れてくるとなかなかこの形も色々メリットがありそうです。
慣れてきた頃に少し球筋もいじれるようになって、なかなか操作性が良いのも試打会の時に感じたままでした。久しぶりに納得がいくユーティリティに出会えたかもしれません...。
FOURTEEN UT-511 は楽天市場でも購入可能です。UT-511 での検索結果は89件。カスタムのシャフトが入った物も結構出ていますね。純正シャフト入りの新品の最安値は税込で24,800円。フェアウェイウッドが苦手な人には結構お勧めのユーティリティです。機会があったら是非打ってみて下さい!そうそう、注文している FOURTEEN CT112 がなかなか届きません...。量販店に行ってもどこもほとんど売りきれですね。今使っている EPON AF-103 はなんの不満もないのですが、 FOURTEEN CLASSIC で打ったときの衝撃が忘れられません。もう少しで順番が回ってくると言うことなので、楽しみに待っています...。